モノクロトウキョー

あと１時間と少し｡
それで2012年が終わる｡



今年一年を振り返ってみると､
本当に本当に色々とあった｡


得たものも失ったものも大きかった気がする｡
でもトータルはプラスだったかな｡



つらいつらいと､ずっとここでも吐き出してきたけれど｡
それはつらいことばかりを見ているからで｡
つらいことばかりに囚われてちゃダメだと､
ちゃんと前を向けと､
今は思います｡



今年失ったもの｡
それは私が成長しようともがいた結果の副産物｡


つらいけれど､この程度で失われてしまうものだったのだと｡
仕方がないんだと｡

諦めるしかない｡



だって私は成長しようとしたことを後悔してないから｡
そりゃあ全てを手にして成長できたのならそれに越したことはないけれど｡


でも､何かを得るには何かを失わなければならないはずで｡
その取捨選択の結果がこれだったんだと思います｡


そして失って初めて気づく大切さも身に沁みた｡
何もかもを失ったんじゃない､
私を支えてくれる人はたくさんいるとむしろ気づかされた｡



私の今までの人生で得てきたもの､大切な人たちが輝きを増した｡


だから､後悔してばかりの暗い顔で年末を締めくくるんじゃなくて､
大切な人たちに感謝をし､｢自分は頑張った｣と胸を張って新年を迎えたい｡




来年は今年より大変な年だろうけど｡
乗り切れるようにまた成長しよう｡



また失うものも出てくると思うけど､
きっとまた支えてくれる人たちを思い出すから大丈夫｡



ここを購読し､拍手やコメントをくださる方々にも感謝しています｡
いつも励まされました｡



みなさんもよいお年をお過ごしくださいませ｡

ねぇ､大地｡





私は君の気持ちがわからないよ｡





何か､切なくなった｡

相も変わらず友達と不安定な関係です｡
今日は､というか今日もそれを思い知りました｡



――私って､ここに居る意味ある？




どうしても必要性を感じられない｡




なら離れればいいんだけれど､そうもいかなくて｡
一度築いたものを臆病にも私は手放せないのだわ｡


でも､やっぱりこの距離にいるとひしひしと感じてしまう｡


｢私って､いらない存在なのだろうか｣って｡



仲良く気安くされるわけでもなく､
かといって適当な距離感の人みたいに表面の優しさも見せてもらえるわけでもなく｡



……一番､残酷だ｡



距離は近いのに心はこんなにも遠い｡




いつもは学校に行かなきゃいいだけだったんだけど｡
今日と明日はそうもいかんのです｡



二人で仲良くしたいなら私なんか本気で拒絶すればいいのにね｡
中途半端が一番辛い｡



そんな中途半端な彼女たちにも､
そんな歪んだ気持ちの自分にも､
何だかとても嫌気が差して｡




つい､大地に当たってしまった｡



当たってしまったといってもメールなんだけど｡
ツンツンとして素っ気なくしちゃった｡


ごめん｡
そんなつもりじゃなかったのに｡





何で伝えたいことは伝えられないのに､
こんな感情だけ見せてしまうのだろう｡

２４日のクリスマスイブ｡


大地と会いました｡
去年と同じように映画を観て､ご飯を食べて｡


でも､去年よりも長く一緒に居ようと､カラオケも行って｡


ただ何をするでもなく､隣に座って寄り添って｡



お互いの温もりを感じてた｡




｢来年はどうするの？俺は帰ってこれないよ｣
そう言われて､
｢そうだね､どうしようか｣
と返したら､
｢こっちに来れば？｣
なんてあなたは冗談っぽく言うの｡



あぁ､また曖昧｡



あなたはずるい｡
いつだって逃げ道を用意してる｡



でも､あなたの傍は安心するの｡


お互い仮面を脱ぎ捨てて素で向き合える｡
変に社会を背負わなくていい｡




この関係は居心地いいと､改めて思ってしまったよ｡

あなたに伝えようと思った｡



私の素直な気持ちを｡




支離滅裂で､
自分勝手で､
我が儘な思い｡



それでもあなたに伝えようと思ったの｡




今言わなければ一生言えない｡

これからは今までみたいに｢会えればいい｣なんて言ってられない｡
――もう､そう簡単に会えないもの｡





だのに｡




いざ会うとなると言えなくなりそうで｡



煮え切らない気持ちでいっぱいなんだ｡