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get over




薄っぺらいプライドなんかいらない



欲しいのは、向上心




がむしゃらに足掻いて己さえ越えていきたい、よ
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年下くん



私はつき合うなら年下がいいらしい。




最初は、私が同年代より落ち着いてる(ように見えるだけなんだけど)から、年上の方が似合ってる。なんて言われるんだけれど。



私の性格、恋愛価値観を知ると、みんな口を揃えて「タメか年下がいい」なんて言う。



そうなのかな?


……うん、そうだね。


年上の人は魅力的だ。
甘えさせてくれると思うし、甘えっ子だから甘えたい。
でも、甘えっぱなしは嫌なの。
甘やかされすぎて依存したり退化したりするのが嫌なの。

頼られてなんぼな性格だし。


甘え甘えられ、頼り頼られて。

そんな「対等」な関係がいいのです。



だからこそのタメか、精神年齢一緒くらいの年下くんか。




「年下好きでしょ?」

なんて、かつてあなたが言ったことに、今さら揺れ動くのです。



単純に自分より誕生日が遅いのを年下と言うのなら。


あなたは私の年下くん、だものね。



年下好きでしょ?
だって俺年下だもん。


うん、知ってるよ。
でも年下だからそうなんじゃなくて――
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真っ直ぐ見つめて




素直になりたい。


素直に笑って、
素直に甘えて、
素直に好きと言って。



そうしていたいんです。



今みたいに気を張って向き合うんじゃなくて。
素直な気持ちであなたと向き合いたい。



――そう、好きには好きなんですよ。



彼のことが。
多分きっと大好き。



でも恋愛にカテゴライズするのは怖いんです。



恋愛はどうしても終わりを想起させる。
から、始まりたくないの。


今はどうしたいのかわからない。
だって目の前にいないんだもの。


何を考えたって、それは私の想像でしかない。



会わなきゃ進めないかな、なんて。


要は会いたいんです。


会って、あなたをちゃんと真っ直ぐ見たいの。


きっとの呪縛




嫌われたくはない。
それは、もちろん。



でも、
嫌われることばかりしてるね。



なんでだろう



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あなたは絆創膏。



過去のメールを読み返す。

それはすなわち過去を振り返るということで。


過去を振り返るということは過去の傷に触れることで。


――あぁ、やっぱり。


あった、あった。
もう、ほとんど癒えているけれど。

過去の傷。


由と別れたとき、ついた傷。
その決定的なメールを数ヶ月ぶりに見てしまった。


どんなに癒えても、消えることや治ることはないんだ。



でも、そのすぐ後に大地からのメール。


頑張れ、とか
大丈夫だよ、とか

そういうんじゃなくて。


ごめんねと言ったら、

気にするな、と。
気にするならこの借りはいつか返せ、と。

大地らしい励まし方をしたメールだった。


それで、私は生傷をかさぶたに変えて、
そしてほとんど目立たないまでに回復させれたんだと思う。


傷が膿まなくてすんだのは大地のおかげ。

あなたはすごいよ。

もしあなたがいなかったら、私はまだ引き摺ってたかもしれない。

それを過去の傷に変えてくれたあなたは、すごい。


まるで絆創膏みたい。

私がかさぶたを作るまでの間、あなたが傷を被ってくれていた。
私の代わりをしてくれてた。
私の正気の、かな。



おかげで、こうして前を向いて歩けてる。


本当に本当に、あなたは偉大な親友くんだよ。

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