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no title

カップに注いだホットココアをかき混ぜるときに鳴る音がとても好きだ。
いつもは騒々しい月曜の夜も、今日はとても静かで、些細な音がいつもより際立っている。
きっと、もう明日を見ている時間なのだ。

ああ本当に静か。違う街に来たみたいだ。


それにしても今日のホットココアはいつもより美味しい。

上手く作れたのか。
私が飢えていたのか。

大した問題ではないけれど。

no title

砂利の上に寝転がると自然と視界には空だけで。こうすれば首の疲れを感じずに、長時間空を眺めることができる。普段と90度違うだけで、こんなにも変わるのか。


自分に嫌気が差して子供みたいに小石を投げてみた。醜い感情を追い払うように。こんなことで、と思ったが少し心が軽くなった。気がした。単純な自分。嫌いじゃない。


寒い。家の中も外も大して変わらないが、空気が流れているからか、外の方が一段と透明で、目が覚める。呼吸する度に体温が下がっていくようで、吐く息も冷たくなってしまいそう。
何故か冷たいものには無垢なイメージがあるから、こうしていれば浄化されるのではないか、と思った。


そうか、だから私は冬が好きなのね。


そんな18時26分。
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