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美談の落とし穴


少し前の話になりますが
大相撲春場所は
新横綱 稀勢の里関の
優勝で幕を閉じました

新横綱の優勝もさることながら
左腕をケガしながら
出場をし続けて
優勝決定戦での勝利という

ドラマチックな展開に
注目が集まり
全国に感動を呼びました

「スポーツに根性は必要で
痛くても
我慢してよく頑張った」という
美談が蔓延するのは


少し怖い気がします
もちろん稀勢の里関は自分で
判断して
出場したのでしょう

それに対して「すごい」と
評価するのは
いいことだと思いますが

その判断が正しいとかどうかは
周囲が
行うものではありません

しかしこの場合
優勝したと
いう部分に着目するべきです


スポーツを見る側は
結果までの
ストーリーを作り上げ

そこに惹かれるものがあります
時にそれは
自分たちの都合のいい
ストーリーだったりします

周囲の評価はその時の
気持ちや流れで
変わっていくものです

だからアスリートには
勝利が求められ
その結果のストーリーを
褒めてあげたいのです


見る側が作り上げた
美談というストーリーは時に
危険なものだったりします

勝手に期待して美談にして
望み通りの結果に
ならないと
裏切られたといってしまう

スポーツならば
もっとシンプルに見て欲しい
競技者は
その様に考えるようです

美談の落とし穴に
はまったりしないようにです

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
ストレートなねこです
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