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ギリシャ神話:ディオニュソス


ディオニュソスは
ゼウスと中央ギリシャの都市
テーバイの王女
セレメーとの間に生まれますが

ゼウスの本妻ヘラから
セレメーは憎まれ
ディオニュソスが生まれる前に
ヘラからの
罠にかかり命を落とします

ゼウスはディオニュソスを
自分の太ももに
移して誕生させました

こうしてディオニュソスは
2度誕生した神になり
オリンポス十二神の一柱に
なりました


ディオニュソスはセレメーの姉
イノに育てられます

イノはディオニュソスを
自分の娘のように育てますが

ヘラの嫉妬はイノにまで
及び
イノの夫のアタマースに様々な
事を吹き込みます

その事でふさぎ込んだ
アタマースは
白い鹿を矢で射ったところ
それはイノとの
息子レアルコスでした


イノはもう一人の息子
メリケルテースを
連れて逃げることになります

しかしヘラはアタマースに
呪いをかけて
イノを追いかけます

またディオニュソス自身も
ヘラの呪いに
悩む事になります

やがてヘラの呪いは
大地の母の女神
キュベレーによって解かれます


ゼウスはやがて
ディオニュソスを育てた
恩義に報い
イノを女神レウコテアとし
メリケルテースを
海の神バライモーンとしました

そしてディオニュソスを
ヘラの
仕打ちが届かない遠くへ
運ぶように
伝令の神ヘルメスに頼みます

ヘルメスは誰も知らない
誰も見たことない
「ニュサの谷」へ運び
そこに住むニンフたちに託します

〜次回 ギリシャ神話へ続く〜

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
まぶしいです
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