スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

ギリシャ神話:ヴィーナス 3


キプロス王のキニュラスの
寝室に毎夜訪れる
顔を隠している女性

キニュラスは顔を見たいと思い
ある時たいまつの灯りで
その顔を見ました

その女性こそキニュラスの娘
ミュラでした

キニュラスは驚きと怒り
困惑など
あらゆる感情で呆然とします


これこそヴィーナスの
策略でした

ミュラはヴィーナスへの
祀りを怠り

「ヴィーナスでも
私のような美しい髪は
持っていない」と語ってました

この言葉を自分への冒涜と
感じたヴィーナスは
父親に恋心を抱くように
されたのです


自らの罪の深さに打ちひしがれた
ミュラは逃げ出して
アラビアの町まで来ました

もう生きることも出来ないと
感じたミュラは
私を助けて
欲しいと神に助けを請います

その声に応えたのがゼウスです

ゼウスはミュラを一本の香木
ミルラの木に変えます

ミルラの木は
やがて男児を誕生させます


その子どもがアドニスです

キニュラス王とミュラの
子どもがアドニスになりますが

ヴィーナスはアドニスを
箱に入れて
冥府の神ハデスの
妻ベルセポネに預けます

ヴィーナスはベルセポネに
「決して箱の中を
見てはいけない」と忠告します

しかしベルセポネは
好奇心に負けて
箱を開けてしまいました

〜次回 ギリシャ神話に続く〜

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
お食事中です
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2015年12月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリー