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ギリシャ神話:ヴィーナス


ギリシャ神話でのヴィーナスは
ローマ読みでウェヌスになり

オリンポス12柱の1柱です

愛と美の女神であり
アフロディーテと同一視します

ヴィーナスはクロノスが
父をウラノスの
体の一部を海に投げ入れた時

まとわりついた泡から
誕生したとされます


生まれて間もないヴィーナスに
西風が魅せられて
ギリシャの南側 地中海の
キュテラ島に運びます

やがて同じ地中海の
キュプロス島へ運びます

ヴィーナスが島に上陸すると
そこには美の愛が生まれました

ヴィーナスの美しさは
眩いばかりで
ブロンドの髪は潮に濡れて

白い肌は真珠のようでした


ヴィーナスが一足一足歩くと
その地面からは
新緑の若芽が萌えだして
草花が美しく咲き乱れました

季節の女神ホラが
ヴィーナスを見つけると

ヴィーナスに飾った
服を着せて
オリンポス山に連れていきます

オリンポスの神々は初めて見る
ヴィーナスの
美しさを称賛して


ヴィーナスは大勢の神々に
迎えられました

またゼウスはヴィーナスを
気に入り
ヴィーナスを自分の養女にします

トロイ戦争の発端となる
パリスの三美神は
ヴィーナスを慕っており

ヴィーナスは最高の美神と
されていました

またヴィーナスは気が強く
ヘラやアテナと
頻繁に器量比べをしています

〜次回 ギリシャ神話に続く〜

from Itsuki


↑スウィートくん
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