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最後のセーフティネット


今年の10月に
東京で生活保護利用者などが
集会を行いました

それは断続的に切り下げられる
生活保護費に対する
反対の集会でした

参加者は生活保護利用者に
弁護士や法律研究者などです

参加者の中のとある弁護士は
「政府は憲法第25条の
生存権の
全ての国民は健康で文化的な
最低限度の
生活を営む権利を有する」を
どのように理解してるのか
と発言しました


政府は「一億総活躍社会」と
いいながら
国民の半数近くは高齢者
障害者そして失業者になっていて

その中で生活保護費の
切り下げなどあり得ない

生活保護費での生活は
貧困そのもので
更に切り下げに合うと
生命そのものが危うくなる

とある与党議員に
この話をぶつけてみると

「福祉にただ乗りするのは
良くない
生活保護利用者を減らすために
雇用や税制、年金や医療も
改革していかないといけない」と
言葉が返ってきました


この集会では
「貧困は何もお金だけではない
唯一貧困で命を落とさない社会
そんな当たり前の
社会実現のために声を上げ続けると
アピールが採択されました

健康で文化的な生活の
最低ラインは
いろんな判断や考えがあるでしょう

2012年の生活保護費の
判断基準は
働いている単身者の最低基準から
およそ1万円から1.5万月
不足していました

この事実から生活保護費の
切り下げで
事実上生活は困難になります


「生活保護費が全く足りず
まず食費を削りました
冬は暖房費で電気代がかさみ
食事が出来ません」

「生活保護費が足りないため
アルバイトすると
収入認定されて
また保護費が削られる
結局手元には2万円程度です」

「生活保護費を減らすのは
ただの弱い者イジメにしか感じない
国は生活保護利用者を
一体どうしたいのか」

「せめて生活保護利用者の
実態を見てから
生活保護政策を決めて欲しい」

この日厚生労働省に
要望書が手渡されましたが
厚生労働省の
役人は何を思ったでしょうか

そしてこの集会は何故か
ニュースとしてテレビ等で
ほとんど
報道されませんでした

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
正面向いてます
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