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動くと動かない


相対性での思考実験です

スペースシャトルの中で
飛行士が
手に持っていたペンを
離します

ペンは宙に浮かびますが
ペンが同じ場所に
じっととどまっているか

それとも漂うのかは
最初に手を離した時の
力のかけ方で変わります


この状況は地上とは
全く変わります

地上では重力に引っ張られて
物体は地面に
押し付けられてしまいます

スペースシャトルの中では
機体に対して
ペンがどのように動くかは
判定出来ます

しかし周囲に天体も
宇宙船もない無重力の
宇宙空間に
自分が放り出されたら
どうなるでしょうか


完全な闇の世界に
自分が浮かんでいる場合

自分が動いているのか
動いていないのか
どうすれば決められるでしょうか

そもそも動くと動かないとの間に
本質的な違いは
あるのでしょうか

相対性原理では
何もない空間で運動と静止の
区別が原理的に
不可能だといいます


これはただ単に人間にとって
動いているかどうか
わからないだけではなく

自然界に運動と静止の区別が
そもそも存在しないという
意味になります

絶対的な静止の
概念は意味を持たない

運動と静止について語るには
何らかの基準を
人為的に定めてこれに対して

相対的に動いているかどうか
判定するしかありません
これが「相対性原理」になります

from Itsuki


↑スウィートくん
お食事大臣の仕事中です
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