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ギリシャ神話:ゼウスの物語 2


ゼウスは現在のレバノンの
フェニキアの王女
エウロペに惹かれました

ゼウスは自らの姿を牡牛に
変えて
花を摘んでいたエウロペに
近付きます

牡牛の背にエウロペが
腰を下ろすと
牡牛は走り出しました

牡牛はエーゲ海を渡り
ギリシャのクレタ島に着きました


ゼウスがエウロペを
連れ去る際に
現在のヨーロッパを
駆け回ったために

その地域は
エウロペ=ヨーロッパと
呼ばれるようになりました

エウロペはクレタでの
最初の妃になります

ゼウスとエウロペの間には
ミノスがいますが
ミノスはクレタ島の王になります


またエウロペの名前は
ヨーロッパとして
永遠に残ることになりました

次にゼウスは
ギリシャの町アルゴスの王
アクリシオスの一人娘の
ダナエに近付きました

アルゴスの王 アクリシオスは
神託によって

「ダナエの息子により
アクリシオスはその命を
奪われるだろう」とされたため

驚いたアクリシオスはダナエを
青銅の塔に閉じ込めます


しかしゼウスは
黄金の雨に姿を変えて
青銅の塔に忍び込みました

ゼウスとダナエの間には
息子 ペルセウスが誕生します

アクリシオスはさすがに
自分の娘と孫の
命を奪うことは出来ず

ダナエとペルセウスを
箱に入れて流します

箱はエーゲ海の
セリポス島に流れつきます
ペルセウスは
ギリシャ神話屈指の英雄に
なりました

〜次回 ギリシャ神話に続く〜

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
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