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70年目の転換点


今日は長崎の原爆祈念日でした

つい最近の出来事ですが
長崎の学校で
被爆体験を語っていた
被爆者が

原発問題などに話が及ぶと
校長が話を止めるという
一幕がありました

校長の話だと
「原発問題などは立場により
賛成・反対があり
話を聞く生徒に片寄った印象を
与える」と理由を語っていました


長崎でも被爆体験の継承などを
考える時に
被爆体験を語る「語り部」さえ
その7割が
上手く継承出来ていないと
答えています

被爆体験の継承など
平和活動に関わる人たちは
会員数の伸び悩みや
高齢化に頭を悩ませています

平和活動は活動を続けていく中で
超党派やイデオロギーの主義主張を
超えて官民一体となり
幅広い平和組織を作り上げるのが
本来の目的でした


しかし原爆は戦争の中で
投下されたもの

そのために原爆を語るには
政治を抜きに
語るのは困難だといいます

また政治問題を語る際には
誤解を与えないように
「自分の意見では」
などと前置きをして語るとか

政治問題の質問には
答えないなどしていると
本題の平和の問題への
学ぶ意欲をそがれてしまう


また過剰な話の制限は
言論統制につながりかねないなど
各平和団体は
頭を悩ましています

被爆体験の継承には
語り部の話が
最も説得力があります

被爆体験や戦争体験の継承には
必ず若い世代の力が
必要になります

「小異はそのままに
大同につき
大きな流れを作ろう」

奇しくも亡くなった
被爆者の言葉です

戦後70年目にして
平和活動も転換点にあるようです

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
颯爽としてます
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