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長崎の歴史:中島川石橋群 6


前回の続きです

いよいよ眼鏡橋です

眼鏡は沖縄の琉球王国を
除くと
日本人初の石造りアーチ橋です

架橋されたのは1634年で
架けたのは
唐寺の興福寺の2代目住職の
黙子如定です

1648年の水害で
一部破損した記録はありますが
その後
1982年の長崎大水害までは
破損 流出はありませんでした


他の石橋群の石橋は
完全流出したのに対して

眼鏡橋は橋の半分程度が
破損し残ったために

流出後中島川下流部分から
石材を集めて
復元作業に使われました

眼鏡橋周辺は中島川増水時の
氾濫対策として


川幅を広げる工事が
なされましたが

眼鏡橋はその姿をなるべく
残すようにし
川幅はそのままにして

川の両岸に暗渠式の
バイバスを設けました


↑眼鏡橋です

こうして1960年に
国指定の重要文化財になった
眼鏡橋は

指定を取り消されることなく
その姿を取り戻しました

眼鏡橋の復元工事の際
眼鏡橋の堤防には
20個ほどのハートの形をした
石が埋め込まれました

こうした工夫も
眼鏡橋の話の一つになってます

〜次回 長崎の歴史に続く〜

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
遠くを眺めています
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