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宇宙物理学:銀河を考える


前回「宇宙物理学の入り口」で
地球と月の距離は
およそ38万キロメートルで

月は秒速約1キロメートルで
地球の周りの軌道を
回っていることがわかりました

その際月は遠心力で
飛んでいこうとしますが
地球の引力のおかげで
地球の周りを回ることが出来ます

この遠心力と引力の釣り合いから
地球の実力(重さ)は
6×10の24乗と推定出来ます


次に月よりも遠い太陽ならば
どうなるのでしょうか

太陽は惑星ではなく
ガスの塊なので
レーダーや三角測量などで
測るのは困難になります

そこで太陽の周りを
回っている多くの惑星を利用して
太陽までの距離を推定します

例えば地球と金星の距離は
レーダー測量で正確に測れます


地球から見て金星が太陽から
最も離れる時に
太陽 金星 地球は直角三角形を
作ります

この時にレーダーで金星までの
距離を測れば
直角三角形から太陽までの
距離を求めることが出来ます

さらに金星が太陽の周りを
公転する間はずっと
距離を測ることが出来ます


そのことで金星の軌道の
中心にある
太陽までの距離を正確に
測り続けることが出来ます

こうして求められた
地球と太陽の平均の距離は
一天文単位で
1億5千万キロメートルと
されています

これは天文学で使う
最も正確な距離のひとつとされ

太陽から地球までは
光の速度で8分かかるので
8光年ともいえます

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
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