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現代の不寛容 3


思いやりが身につまされる
体験からくる

「自分も過去に似たような体験を
したことがある」から
目の前の苦労が他人事に
思えない
だから他人に親切に出来る

ここから考えられるのは
日本人は同質性を求めるため
少数派が出来難いという
問題が出てきます


これはマイノリティ(社会的少数派)の
経験をしたとがある人が
少ないために

少数派が受ける居心地の悪さや
少数派が受ける不利益などの
経験が少ないために

不利益を被っている少数派に
対して「他人事でない」と
思えないと指摘されています

例えば日本は女性の
社会進出が圧倒的に遅れ
子どもを持った女性の大半は
専業主婦になっています


そのため朝のラッシュ時に
電車に乗っているのは
圧倒的に男性になります

そのためラッシュ時の電車に
ベビーカーが乗ってくるという
経験がありません
その経験がないために
その大変さが解らないのです

同質性は寛容さに悪影響を
与えてしまいます
同質性の中では同じような
意見や行動が多くなり
違う意見や行動は出ません

しかし違うバックグラウンドに
ある地域だと
自分と違う意見に対して
「そういう意見もあるよね」と
受け入れることが


社会生活を円滑に進めるための
重要なスキルになるのです

実際に外国人比率の高い地域では
違う意見や行動に対して
寛容な人が多いのです

最低限のルールさえ守れば
後は自分と他人が違っていても
尊重する
異質な考えを受け入れる機会が
少ないと結果として

絶対的な正義を振りかざすことに
なり兼ねないのです

〜次回に続く〜

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
静止してます
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