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歴史物理学:第一原因


1914年 6月28日のサラエボ

二人の乗客を乗せた
一台の車が
ハンドルを切り間違えて
抜け道のない
路地で止まりました

ここまでは
よくある間違いでした

しかしその車はボスニアに住む
19歳のセルビア人学生の
前で止まりました


セルビアのテロリスト集団の
一員だったこの青年は
この幸運を逃しませんでした

車に近づくとポケットから
銃を取り出して
引き金を2回引きました

その銃弾は車に乗っていた
オーストリア ハンガリー帝国の
皇子と妻の命を奪いました

オーストリアは
これを口実に
セルビア侵攻を計画しました


するとロシアはセルビアの
防衛を約束しました

そしてドイツはロシアが
介入するなら
我々も介入すると申し出て

事件からわずか一ヶ月で
国家間で脅しと約束の
連鎖が続きました

この連鎖反応は
第一次世界大戦につながり
ここから30年の間に

世界は2度の世界大戦を経験し
3千万人の命を失いました


歴史学者は何故これらの
出来事が起きたのか
後に解釈を付けることが出来ます

歴史学の本質は考察と解釈は
時間を遡り
行われるものなのです

しかし歴史物理学は
目の前の出来事から未来に
起きる事象を予測して

起こりえる
不測の事態を避ける
まだ新しい
物理学の分野になります

from Itsuki


↑スウィートくん
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