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現代の不寛容 2


思いやりの土壌として
考えられるのは
余裕と多様性だとされます

心の知能指数の提唱者の方は
心に時間と余裕がない時に
人は他人に注意を向けられないと
指摘しています

日本の労働環境にも
不寛容の土壌があるようです

経済協力開発機構(OECD)の
統計では日本の労働時間は
OECD各国の中で
真ん中位でイタリアの次ですが


この統計には
いわば隠れ残業が反映されて
いません

例えば日本には「過労死」と
いう言葉があります

これがヨーロッパでは
過労死=殺人と
翻訳されたりします

ヨーロッパでは
「自分や家族のために
働くのに何故死ぬほど働く
必要があるのか」になります


投資銀行など
忙しい職場がありますが

日本では平日で
一日18時間
土日でも平均6時間の
勤務が普通に行われます

ヨーロッパでは
平日12時間勤務で
土日は働きません

ヨーロッパの感覚だと
「ブラック企業」は存在しません


これだけでも
日本の労働環境には
余裕がありません

また思いやりは
「身につまされた経験」から
きます

「自分も似たような
経験をしたことがある」から
目の前にいる人の
苦労が他人事に思えないから

人は思いやりがある
行動がとれるということです

〜次回に続く〜

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
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