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2019-1-15 15:49

長崎の歴史：稲佐お栄 ２


お栄がロシア艦隊艦長に
気にいられたのは
ロシア語が流暢な上に

社交的で人当たりがよく
才色兼備だったからと
いわれています

お栄の名前は既にロシアまで
聞こえてました

１８８１年お栄２２歳の時に
ロシア艦隊旗艦バルト号に
給士として乗り込みます


お栄の帰国は１年後でした
その後上海へ渡り

１８８３年に帰国したお栄は
流暢なロシア語と
身につけた社交術で

再び諸岡まつの片腕となり
西洋料理店「ボルガ」で
働きます


１８８９年ロシアの極東政策が
本格化すると
巨大なロシア艦隊が
長崎に入港するようになります

するとお栄は長崎港を見下ろす
稲佐の大地に３００坪を
借地して

客室２１ ロビー 宴会場
遊技場を備えた
ホテル「ヴェスナー(春)」を
開業します


お栄のホテルは連日連夜
ロシア海軍士官たちにより
ゲームや酒宴が
繰り広げられました

１８９０年お栄は再び
ウラジオストクに渡ります

１８９１年ロシア皇太子ニコライが
シベリア鉄道起工式に
出席の途中
ギリシャのジョージ親王と共に
日本へ明治天皇の招待で
長崎へ寄港します

〜次回 長崎の歴史へ続く〜

from Itsuki


↑ラズリーちゃん
正面向いてます
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