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ギリシャ神話:ハデスの物語


ハデスは冥界の王です

冥界は人が命を落とした後に
行く場であり
ハデスのその世界の主です
冥界は地下にあるとされています

またハデスはオリンポスでは
ゼウスとポセイドンに
次ぐ実力を持っています

地下深くにある冥界は
暗い穴を降り
この世とあの世を分ける
泥の河があります


命を落とした人は
この河の渡し守のカロンに
渡し代として
一枚の銀貨を渡します

そして冥界の入口の門の扉には
鋭い牙を持った番犬
ケルベロスがいました

ケルベロスはハデスが
飼っている犬です

このケルベロスは
どんな人がやってきても門を
開き中に入れますが

再び門から外に出ることは
決して許しませんでした


冥界では裁判が行われます

その裁判は大地の女神の
エウロペの子どもの
ミノスとラダマンティスの兄弟と

ゼウスの子どもである
アイアコスの3人が
裁判官として努めていました

3人の裁判官は冥界へやってきた
人々の罪状を
調べて裁きを下します

そして刑罰の執行は
復讐の女神
エリニュエスにより行われました

この刑罰は上訴も誓願も
許されませんでした


こうした事情からハデスは
非情な神でもありました

エリニュエスは
いつでも刑の執行が出来るように
ハデスの王座の近くにいました

その中でも重罪人が赴くところは
冥界の奥底にある奈落であり
タルタロスが管理する場所です

ここは地獄ともいわれ
炎で焼かれたり
飢餓に苦しんだりといった
責め苦がありました

この地獄は他の神々さえ
近寄らない場所でした

〜次回 ギリシャ神話に続く〜

from Itsuki


↑お久しぶりです
マップくんです
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