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貧困の連鎖


貧困や経済格差の話になると
「日本は自分の努力次第で
どうにでもなるから
貧困など自己責任になる」と
返ってくることがあります

しかし実際はどうでしょうか
日本で起こっている
本当の問題は「富裕の連鎖」だと
指摘がありました

それは格差の固定化と
機会の不平等です

この機会の不平等を
考えた時に
「富裕な家庭に生まれると
豊かになりやすく
そうでない家庭に生まれると
豊かにはなりづらい」に
なってきます


富裕の連鎖を実感ベースで
考えていくと
所得の高い職業の人たちは
やはり所得の
高い家庭に生まれています

学費を払う苦労も
塾や家庭教師などにも
恵まれた環境にありました

この格差の固定化は
世界的に見ても
「不平等の程度が大きな社会は
格差の固定化や
機会の不平等になりやすい 」と
分析がされています


現在児童養護施設は
国内に約600あります
子どもの数は約3万人です

養護施設に入る理由は
様々ですが
児童養護施設では5人に1人が
高校を中退しています

中退理由は
コミュニケーションなど
教師や同級生たちとの
人間関係が
上手く構築出来ないことです

これは仕事に就いても
同様に人間関係に苦労して
長続き出来ずに職を
転々とすることにつながります


貧困という家庭環境が
子どもたちの将来への能力を奪い
また子どもへの愛情を奪い

そのことが自己肯定感を奪い
様々な困難を乗り越える
力さえ奪っていっています

この事を踏まえると
最も深刻な機会の不平等は
愛情の不平等になります

そうした側面があるならば
労働環境の改善や
貧困を減らすために取る施策は
急がれると思います

from Itsuki


↑しらゆきちゃんと
スウィートくん
愛情たっぷりです
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