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宇宙物理学:銀河を知る


夜空に輝く星たちは
みんな太陽と
同じ原理で輝く恒星です

太陽ほどの天体が
夜空の星では
一粒の光になります

しかしその距離は
光の速度で何年何十年とかかる
途方もない距離にあります

では銀河系での太陽の
位置を調べてみます


まず太陽から銀河系の
中心までの距離です

それには銀河系の中心の
星を測定出来ればいいのですが
銀河系の中心は
黒い星間塵の帯があって
可視すら出来ません

そこで銀河系のまわりにある
左右対称の球状星団
(多くの星が互いの重力で
集まった天体)

それらを使うと高い精度で
求めることが出来ます


星はガスの塊なので
膨らんだり縮んだりという
脈動を行っています

重い星ほど脈動は長くなるという
振り子の原理から
脈動する星たちの距離を
求めていくと

そこに描かれた
球状星団の分布から
銀河系の中心が測定出来ます


こうして求められた
太陽から銀河系中心までの
距離は2.5万光年とわかりました

太陽の位置がこれで
わかれば
銀河系全体の姿も測ることが
出来るようになります

銀河系の大きさは
光っている星などの天体で
考えると
およそ半径5五万光年と
考えられます

銀河系の円盤状の明るさは
銀河系の中心から
離れると急速に暗くなっていき

銀河系中心から1万光年ほどの
ところで中心の明るさの
約半分になります

from Itsuki


↑スウィートくん
やはり食べています
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