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生活保護受給世帯の葛藤 2


生活保護受給世帯で育った
その女性は
自らの力で勝ち取った
給付型奨学金を
行政に取り上げられました

その頃から体調の異常を感じ
内科を受診しましたが
内科での異常は確認されず

次は心療内科です
そこで発達障害を告げられます

女性はそれでも高校へ
通学を続けます
当たり前のことを
続けたかったからです


しかし次第に登校すら
出来なくなります

同級生のように
当たり前に登校して勉強する

当たり前に実習道具が
揃えられ授業にのぞめる
それが女性には厳しくなったのです

当たり前のことをしたかったから
頑張って給付型奨学金を
獲得したのに
それすら叶わなくなったのです

もはや進学や就職など
考えられなくなりました


悩んだ挙げ句女性は
通信制の高校への転校を決めます

そのことを女性は
電話で母親に告げました

女性は電話で号泣しました
母親も
電話で涙していました

そして
「泣かなくていいよ
あなたは精一杯頑張ったのだから」


女性は今通信制の高校で
勉強を続けています

ライターが取材を始めた頃は
はきはきしていて
聡明さを感じる女性でしたが

目の前の女性はうつむき加減で
顔色も青白くなってます

本来ならば生活弱者を支援する
生活保護制度が
生活保護受給世帯を追い込む 

これが今の日本の闇の部分かも
知れません
考え込んでしまうレポートでした

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
横向きです
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