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長崎の歴史:じゃがたらお春 5


お春が引き取られた
パタヴィアの
もうひとつの家族の提案で

お春は日本の家族宛てに
手紙を
書くことになりました

そこでパタヴィアの家族は
当たり前のように
日本の家族に危害が及ばない
手段を考えます

そしてパタヴィアの家族は
日本の鎖国政策と
追放の事情を知っている
それなりの
社会的地位の
人たちだと推測されます


そして手紙を送る安全な
手段を考えました

日本の事情を知り得ることから
当時日本と通商があった
ポルトガルや
オランダの商人を通じて

手紙を届ける依頼をします
そして
そこで日本の役人の目を
いわば眩ませる細工も依頼します

それが前回のヒントの
更紗の布になります


紙に日本語で手紙を書いた
お春の文は
パタヴィアの家族により

日本と通商のある商人の
船に託されます

しかしパタヴィアの家族は
細工として
日本語が理解出来る商人
もしくは通訳士に

この手紙を一旦オランダ語
もしくは
ポルトガル語に
翻訳することを依頼します


そして依頼を受けた商人は
その紙の手紙を
一旦オランダ語もしくは
ポルトガル語に翻訳します

その際この手紙が
少女が書いたものだと
解らないように

文章の意味は
そのままに
文体などを書き替えます

こうしておけば日本に
着いた際に
仮に日本の役人の目に
留まったと
しても言い訳が出来ます

さて更紗の布の意味は
次回考えます

〜次回 長崎の歴史に続く〜

from Itsuki


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