スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

福祉の谷間


日本の障害福祉制度は
障害者と健常者との間に
一線を引く事で成立してます

その一線の一つが
僕が体験した例です

左足に障害を負った
2年前に
障害者手帳の可能性について
役所を訪ねたところ
「2本足で立てるのなら
障害者手帳は
交付できません」でした


こうした「福祉の谷間」で
苦しんでいる人は
統計上3万人いるのではと
されています

例えば「眼球使用困難症」です
この病は過度の光過敏で
日中はほとんど目が見えず
真っ黒のゴーグルで
光を遮断しないと外出出来ません

それでも
障害者認定は
認められませんでした

理由は視覚障害は
「視力」と「視野」の2つを
基準としているためで
光過敏の眼球使用困難は
障害者にならないとの理由です


更に障害者認定には
症状の固定が必要とされます

若い人たちの中には
症状が固定しない人もいます

そうした人は障害者認定から
外されます
良くて難病認定です


ではこの「福祉の谷間」の
問題点ですが
社会参加の妨げになります

例えば現在求人情報は
「健常者」と「障害者」に
分けられてます

谷間にいる障害があるのに
障害者認定されないと
就職さえ出来ないのです

またそうした人たちが
全て生活保護に
辿り着ける保障もないのです

谷間であり崖っぷちです

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
山あり谷ありです
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2019年06月 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
カテゴリー