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人生威意気


「人生威意気」とは中国 唐の
宰相の魏徴(ぎちょう)という人が
書いた漢詩とされます

読み方は「人生意気に感ず」です

その意味は
「事を成し遂げようとする気概
意気込みに感じ入り
行動するのが人生である」
になります


そしてこの詩には続きがあります

「功名 誰か復た(また)論ぜん」です

この意味は
「そうすれば金銭や名誉欲など
誰が問題にするだろうか
問題にはならない」
になります

魏徴という人物は
当時は唐と
敵対する勢力に仕えてました


しかし唐の勢力は魏徴に
作戦の指揮を
取らせる約束をしたのです

その頃魏徴は
君主にいくら策を授けようとも
君主は受け入れず
いわば信頼されてませんでした

その魏徴に大任を任せてくれた
ことに気概を感じ
魏徴は唐に付いたのです


この漢詩はその時のことを
思い出して
書いた詩だとされてます

私たちは時として
金銭や名誉などの損得勘定で
人との付き合いを考えたりします

しかし本当の人の行動は
やはり気概や意気込みなどの
その心にあるのでしょう

この漢詩の「人生威意気」は
よく座右の銘に引用されてます

from Itsuki


↑通りすがりの
新参ねこです
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