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生活保護バッシングについて


今年生活保護を廃止された
40歳代の男性が
自ら命を落とすという
出来事がありました

これについてとある弁護士が
東京都のK都知事に
生活保護行政の適切な運用と
原因究明を求める
文書を提出しました

しかし
この男性の生活保護廃止を
決定した町の役所は
「生活保護の運用は
適正だった」と話しています

確かに生活保護の不正受給は
ありますが
その割合は1%にも
満たないといわれています


また知的障害の人たちなどは
生活保護制度を
理解出来ないケースもあります

生活保護の不正受給を
後押しする原因のひとつとして
生活保護に群がる
いわゆる
「貧困ビジネス」があります

生活保護受給者に対して
福祉にただ乗りしているという
バッシングがあります

とある国会議員は
「生活保護受給者は
努力していない人」であり
「生活保護を受けるのは
日本の恥」といった趣旨の
発言をしました


生活保護の不正受給から
この国は
社会保障費の抑制に入り

生活保護費は引き下げられ
生活保護受給の
基準も引き下げられました

それから不正受給の罰金も
30万円から
100万円に引き上げられました

こうして生活保護バッシングの
風潮は作られていきました


「生活保護をなめるな!」
「不正をただす」などと書かれた
ジャンパーを着用して
勤務していた
福祉課の職員の
ニュースは批判されましたが

生活保護受給者は悪で
その大半が
不正受給者であるという
誤った認識は広がっているようです

実際は生活保護受給者の
半数以上は65歳以上の高齢者で
また母子家庭などの
ひとり親家庭に
障害や疾病などから
働きたくても
働けない人たちなどです

こうした人たちにとって
生活保護制度は
間違いなく
最後のセーフティネットなのです

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
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