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とまり木


古典落語の演目に
「雁風呂」があります

秋に日本に渡ってくる
渡り鳥の雁は
広い海を渡る時にくちばしに
枝をくわえて

途中その枝を海に落とし
とまり木にして
羽を休め
無事に渡り終えると

その枝を海岸に落とすと
信じられてました


春になるとその雁たちは
再び海岸の枝を
くわえて
飛び立っていきます

海岸に残された
枝の数だけ
雁は命を落としたとされ

人々は海岸の流木などで
供養のために
火をおこし風呂を沸かし

旅人たちに風呂を
ふるまったとされてます


そのために「雁」の「風呂」
「雁風呂」と呼ばれます

実際の検証では
雁にそのような現象はなく
伝説的な
民話の類とされています

東北地方の海辺の人たちが
海岸の枝を見て
渡り鳥の雁に想いを馳せたか

その出所は
今も不明なようです


広い海を渡る時に
雁がとまり木として枝を
くわえたように

私たちにも毎日の生活の中で
頑張り過ぎて
疲れた時にとまり木に
なるような場所

例えばここのような
blogのつながりが
とまり木になればと思います

雁風呂からの想いでした

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
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