amethyst

外に出るのは億劫だ。
だって前より倍は準備に時間がかかってしまう。
荷物も増えた。
不安もできた。

大して苦労してないのかもしれないけど、疲れた。
元々あんまり好きじゃなかったけど、友達と出かけたりするのも嫌になってきた。
何かしようと思っても、目の前に山があってそれを越えてからじゃないと始められない感じだ。

慣れたつもりだけど、たまに嫌になる。



夜は嫌なことを考えてしまう。

知らない人が一人

知ってる人が一人

合わさって二人

私は一人で

アイスを食べてしまう

思っているだけだから
何も変わらないのでしょう。

罪悪感を感じながら生きていく覚悟も、
自分一人でやる覚悟も、
どちらもないのでしょう。

言い訳を作って、
またやり過ごすのでしょう。

駄目になったら、
結局また誰かにすがるのでしょう。

最後に誰もいなくなったら、
死ぬのですか？

小刻みに瞬く

燃えている





窓は結露
窓の外は秋の匂い


明後日はきっと三日月



１､２､３､､､

自転車で
風をきって
坂を下ったら
懐かしい小学校があって

もう少し行くと
だんだん明るくなって
眩しくて
でも嫌じゃなくて

静かに止まって
家の中に入ったら
美味しい匂いがして
嬉しくて

そうしたら
丁度私のなかが
気持ちでいっぱいになって
嬉しくて

それなのに
しばらくしたら
終わりを感じて
寂しくなって

でも前を向いて
冬の約束を思って
また会えると思って
優しくなって


さようなら、今日