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入院生活について


僕が入院して早いもので
3週間が過ぎようとしています

現在僕はリハビリの病棟で
連日思ったより
ハードなリハビリに励んでます

入院したばかりの僕は
自分が入院した自覚すらなく
病室での光景を
夢の中の出来事だと思ってました

しかし目が覚めるとそこには
病室の天井で
自分の手には点滴が刺さってます


やはりあの救急搬送は
夢ではなく自分は
間違いないなく入院している
そしてこの日は
お正月の2日でした

家に一人いる父はどんなお正月を
過ごしているのだろうか
いや父は僕が入院していることを
わかっているのだろうか

そして老人施設にいる母は
今どんな思いで
新年を向かえてるのだろうか


1月2日の深夜2時
(この時僕はスマホも
持ってこれず
日付も時間もわかりませんでした)

コールボタンで看護師を呼ぶと
「退院したいのですが?」
看護師はやはり
「それは出来ません
歩けないし病気を治さないと」

「それに主治医の先生が
退院は許可しません」でした

僕が「家で一人お正月している
父が心配です
母も施設で一人ぼっちです
顔だけでも見せてあげたいんです

第一僕の親戚は僕の入院も
知らないのでは
見舞いに来て欲しいのではなく
この状態を知らせたいのです」


するとその看護師は口を開きました

「今行ってもあなたのお父様も
お母様も逆に心配しますよ

お父様やお母様やご親戚には
この病院の
ソーシャルワーカー(生活相談員)が
対応しますので
今はゆっくり休んで下さい

そして早く元気になって下さい
ここにいる私たち看護師も
先生たちも
それを一番願っているんです
信じていいですよ
私たちはあなたの味方です

今日はもう遅いですから
お休み下さい
明日またお話ししましょう」


その看護師が去ったあと
僕は一人布団を
被り涙を流していました 

大晦日から新年にかけて
救急搬送されて入院
歩くことも出来ず
ベッド上絶対安静で絶食

そんな自分に失望していたのです
そんな自分に
ほぼ初対面の看護師からかけられた
優しい言葉が嬉しくて
ただ涙が止まりませんでした

今は点滴も取れて
食事も摂れるようになりました

親戚の叔母にも連絡を取ってもらえ
父の生活も何とかなり
母とも電話で話せました

足の筋力も順調に戻りつつあります
あの時の涙を忘れないよう
一日も早く退院したいと誓ってます

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
誓ってます
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