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日本神話:序文


前回は「古事記」と「日本書紀」の
2冊の書物から
日本神話は編纂されたと描きました

しかし前回も紹介したように
編纂されたのは
古事記より日本書紀が早く

またそのボリュームも
日本書紀が全30巻と多く
それに対して
古事記は3巻にまとめられてます


この2つの書物の中身の
長さの違いから
古事記は古来から
戯書(にせ物)扱いでした

確かに中身が多く、エピソードも
豊富な日本書紀に対して

内容が短くシンプルで
そのボリュームも
全3巻では
古事記は物足りないです


それに対して日本書紀は
30巻の話の長さに
様々なエピソードも豊富です

読み手からすれば
古事記より
日本書紀の方がはるかに
読んでいて
面白かったのです

しかしこの2つの評価を
一変させた人物がいました
それが江戸時代中期の
国学者 賀茂真淵(かも の まぶち)です


話にまとまりがなく
逸話だらけで
日本書紀はとにかく読み難い

それに比べて古事記は
話がまとまっており
「古事記こそ
日本の精神にあっている」です

この賀茂真淵の言葉により
古事記が日本神話の
代名詞的な書物になりました

〜次回 日本神話に続く〜

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
固まっています
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