ずっと前の台風の時、部屋の窓を全開にして会社に出勤した
(おっいい風はいってきそうだね!)って空気の入れ替え的な軽い気持ちで全開にした
帰宅後すぐに膝から崩れ落ちたんやけど
結果的に窓際に置いてたソファがビシャビシャになってた
私がなにをしたというの

すごく悲しくてその日はソファをV字に傾けて乾かしながら寝た
朝起きてもソファ全然湿ってて泣きながらその上で化粧した
台風の次の日はいい天気だったからベランダにソファ干したら乾いたけど
このソファは一度台風に蹂躙されたんだと考えると燃やして全てを灰にしたい気持ちでいっぱいになった

だいたいもう何年も使ってるから私の体重で押し潰されて綿がヘタヘタになってて中の鉄が足をゴリゴリするんよ
座ってたらオケツが痛くなるわけ
もはやソファじゃないんよ
自動ケツ痛製造機なんよ

友人が泊まりにきたときなんかは基本的にソファ改め自動ケツ痛製造機に寝かせるわけだけど
毎回友人が腰を負傷して起床するわけ

なんか友人が毎回白目むきながら起き上がる姿とか自分のオケツの痛みとか思い出して、ほとほとこのソファに愛想を尽かしてたところ
友人から「誰かソファいらん?」ってラインがきたんよ
(捨てる神あれば拾う神あり)
ということわざが
私の頭を稲妻のように駆け巡り
「欲しい!!」ってすぐ返信した
友人は私のソファがビシャビシャになったことを知ってたから
(そうくると思ってました)みたいな顔を液晶ごしに多分しつつ「あげるわ」ということで
譲ってもらうことになった

それは喜ばしいけどどうやって運ぶ?てきいたら
「メンズに運ばせるから大丈夫」とのおこたえ
すごくない?
叶姉妹のお姉様の方かお前は

新しいソファもくるし、古いソファ(自動ケツ痛製造機)の処分方法を調べてたんだけど

そういえばこのソファ長いことつかってるなぁ…って、ソファとの思い出が走馬灯のように頭の中を消えたり浮かんだりしたわけ
私が20歳のとき、引っ越しを機にこのソファを某お値段以上で買ったわけだから
私はいま26歳だから、ろ、六年!?
六年このソファと共に歩んできたんよ
六年て小学生が中学生になれる年月よ
六年間このソファは私が悲しいとき楽しいとき、辛いとき怒ったとき萌えたときずっと文句を言わず私のオケツを支え続けてくれたというわけよ
そんな私のオケツをずっと支えてくれてたソファをさ、新しいものがきたからって無下にするだなんて
自分の好みに開発した受けを捨てて
新しい処女アナルの受けを選ぶ最低な攻めみたいやん
私にはできない…そんな最低な攻めみたいなこと…

というわけで現在私の家にはまったくデザインもジャンルも違うソファがふたつあるんよ
両方私が幸せにしてみせる
古いアナルも新しいアナルもみんなひとつのアナルなのだから

この前須磨海浜水族館いったんよ
アザラシタッチとかいうたった200円でアザラシにタッチできるという神イベントがあるって聞きつけて
アザラシかわいいし柔らかかったけどイベントスタッフのお姉さんが一番可愛かった
いやほんとに普通じゃないレベル
なんかその後から気づいたんやけどスタッフのお姉さんたちみんな可愛かった

光速でお姉さんを二度見した後にめちゃくちゃ天才的な考えが浮かんだ私は友人に
「写真とろ!!!!!」って声かけて友人が引きながら「う、うん…」って返すのを無視して我々の後ろにうまいことお姉さんがうつりこむように何回も写真とった
天才すぎる、これなら自然。
かと思いきやお姉さんが遠くてボヤけて悲しかった
見飽きた己の顔とゲンナリとした友人の顔がカメラロールを埋め尽くしていくだけ、もう私はヤケクソになってお姉さんにカメラむけて乱射した
友人が「なに撮ってんだ!!!消せ!」って電車で盗撮を発見した責任感溢れるリーマンみたいな声出してきて私は泣く泣く消すしかなかった


これが男同士だった場合完全に物語がスタートするところ
客×スタッフのお兄さん
スタッフのお兄さんに「ねぇ、ききたいことあるんだけど」って声かけて
「なんでしょうか?」って愛想よく微笑んでくれたお兄さんの耳元に唇をよせ
「お兄さんにタッチできるチケットはどこで発券してるのかな?」って問うてニヤリと笑うやん
そしたらお兄さんの反応は

1、「ぼ、ぼくですか!?ぼくにタッチはできないですよっ!!」とうつむいて赤くなる

2、「あはは!お兄さんおもしろいですね!」屈託無く流す

3、「…俺は高いですよ?」
と挑発するかのように睨みつける

この三パターンから選びたいんやけどやっぱりバックヤードでのセックス中に
「だ…だめっ…ゴマ男(アザラシ♂)がみてる…」みたいな台詞いわせたいから
1の受けスタッフならたぶん言ってくれるだろうし1の受けスタッフにしよう


水族館のあと隣にある海岸で散歩したんだけどこの時期の海岸って人が全然いないから散歩にちょうどいい

友人が海行こうっていうから「綺麗なん?」ってきいたら「夏にいったけど味噌汁みたいやったよ」とか悲しい答えがかえってきたからどんなもんやと思ったら綺麗なもんやった

「それあんた人が多いときやったから汚くみえたんやない?」ってきいたら「その通りみたいやね」(それがなにか?)的な、反省ゼロの表情で言ってて
須磨人を完全に敵にまわしてた
須磨人のみなさん許してあげてください、この子に悪気は無いんです

前回ブログかいたの八月だって!舐めてんのか!もっと細かく更新したいからします。