黄金の肉襦袢

近所のスーパーに買い物にいったんやけど
昼過ぎてたからお腹すいてたのもあって焼き鳥(タレ)を二本かってレジに並んどったんよ
そしたら私の前に痩せ型のちょっとお腰の曲がったおばあちゃんがおって
なんかボーとみてたら目があったんよ
そしたらおばあちゃんニコニコ笑いながら私に「あそこでご飯たべようおもって」ってスーパーの隅っこにあるフードコートの方を指差したんよ
だから私も
「あ、そうなんですね〜ちょうどお腹すく時間ですよね、私もこれ食べようとおもってます」って自分の焼き鳥みせたんよね
そしたらレジの順番になったおばあちゃんが
「ご飯いっしょにあそこでたべん？」
って笑顔で誘ってきたんよ
まさかおばあちゃんにナンパされるなんてね
とくに断る理由も無かったし
「いいですよ」って返事して
ふたりでフードコートのテーブルに向かいあって仲良くお惣菜食べたけどね

この夏はいろんなことがあって
小学生にカツアゲされたりもした
大袋にチョコが小分けにしてあるやつを食べながらスーパーから歩いて帰ってたら
前方に小学校3、4年生くらいの男の子五人組がいて私のことジッと黙ってみてくるから(え…なんだかこわい…)と思ってそそくさ立ち去ろうとしたら
男の子たちの横を通りすぎるときに一番背の高い男の子が「あの、すいません」って声かけてきて
びびった私が「はいっ！」って立ち止まったら
男の子はスッと私に片手をのばして
「そのチョコ僕たちにももらえませんか？」って言ってきた
その子は無表情
後ろの男の子達も無表情
私は圧倒され「ど、どうぞ…」と袋をまるごとその背の高い男の子に震えながら渡したんよ
男の子は無言でそれを受けとって五個だけチョコを袋から抜きとった後
「ありがとうございました。」って返してきたんよ
私は震える手でそれを受け取り
小さな声で「ヒィイ…」とだけ叫んで逃げて帰ったってわけ

生まれて初めてのカツアゲこわすぎた
だって五人ともすごい日に焼けてた
五人中二人がマウンテンバイクを傍らに待機させてたし
なんかすごい蛍光ピンクのめちゃくちゃ弾みそうなボールを小脇に抱えてる子もいたし
絶対逃げられるわけないんよ
だからここは素直に渡すのが正解

あとこの前道に迷ってた中国人のべっぴんの女の子二人組を道案内したんよ
なんか中国語の雑誌みながらウロウロしてて
そのそばを通り過ぎた
この無害の代表の様な顔をした私が声をかけられたってわけ

そんで目的地についたときに私英語とか喋れないから建物指さして「ここだよ〜」って伝えたら
女の子たちが「サンキュウ」って言いながらギュッて抱きついてきたんよ
前から後ろから
興奮したね
「いや、なんかこちらこそ」ってニヤニヤしながらバイバイした

そういえばマレフィセントとマーニーと渇き。を観た
マレフィセントはもうアンジェリーナ氏が美しすぎて人間じゃない
いや人間の役じゃないけど本当に妖精
マレフィセント役はアンジェリーナ氏しかできない
人外の美しさ

こんなこといったらダメかも知れんけどペニバンつけたマレフィセント様とオーロラ姫の絡みがみたいと映画の中盤で思うんよね
でも後半になるにつれ
(いや…逆か！！オーロラ姫がペニバンでマレフィセント様がネコちゃんやでぇ！)ってジンジャーエール飲み干すことになるんよ

マーニーは心があったかくなった
映像も綺麗だしホロリとなった
ちなみにこれも百合ではないかと思う
マレフィセントも百合マーニーも百合
ちなみにこの前みたアナ雪も百合

連続の百合畑に心があたたかくなっていた
そんな時に観た映画がそう
渇き。
もうすごいんよ
登場人物がみんなクズしかでんの
ひとりもまともな人間がおらんの
いままで観た映画との落差凄すぎて白目むきっぱなしやった
もうすごいとしか言いようがない
観客が白目むきっぱなしになって目がかわくから渇き。ってタイトルなんかな？？て思うくらい
でも男の子が無理矢理犯されるシーンあるよ、そん時はちゃんと黒目帰ってきたけどすぐまたバイバイした

ベイマックスはよ観たい
冬まで待てない
ヒロ君が可愛すぎる
ヒロ君の可愛さは罪
ヒロ君をはやくスクリーンで見つめたいよ
私の心のベイマックスが12月まで我慢できないといっている

もうすぐ夏終わりそう
朝晩涼しいし

この前琵琶湖いった
めっちゃ雨やし寒かった
震えながらヤケクソになって水ん中突っ込んで
一時間ぐらい「楽しいといえば楽しい！！」って叫びながらガムシャラに遊んで
速攻で帰った
なんか友人たちも私もすごいヤケクソ状態で「もう知らん！」ってなにが知らんかわからんけど乳ボロっとだしながら駐車場で誰も喜ばない生着替えをした
目撃者がいなくてよかった
見つかってたら猥褻物陳列罪で完全に我々は逮捕やった
残りの夏を臭い飯を食べながら過ごすところやった
よかった
その日は焼肉をたべた