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長崎の歴史:大浦お慶 4


今でいう保証人詐欺にあった
お慶ですが

お慶はオルト商会から
長崎県役所に
訴えられることになりました

お慶も熊本藩士なる人物
遠山一也を訴えます


遠山は結局詐欺罪で
懲役10年の刑を受けますが

お慶にも連帯責任として
1500両ほどの
賠償金の支払いを命じられます

お慶の負債は
3000両ほどになります

これは現在の価値でいうと
約3億円ほどになります


また貿易商人としての
お慶の信用も
地に堕ちることになります

大浦家の家財は全て
没収されて
お慶は取り立てに追われる
ことになりました

1879年に
元アメリカ大統領が国賓として
来日した際に
長崎港に寄港しますが
お慶は艦上に上がりました


女性で艦上に上がったのは
お慶一人だけでした

しかし1884年
お慶は危篤状態になります

当時の農商務省の書記官が
お慶が生きてるうちに
賞をあげて欲しいと要請して

明治政府は製茶貿易の
先駆者として
お慶を功労褒章として表彰します

その一週間後お慶は
57歳の若さで生涯を閉じました

〜次回 長崎の歴史に続く〜

from Itsuki


↑通りすがりのねこさん
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