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あるバスでの出来事


その母親は10歳の息子が
いました
その息子は重い病気のため
車イスを利用し
また薬の副作用で体は
まるでだるまの様に太ってました

ある時バスで移動するため
いつもの様にバスに
乗ろうとしました

バスの運転手は席を
開けるために
何名かの乗客に立って貰い
車イスをそこに固定しました


息子は知的レベルに問題は
ないために
今までにも何度となく
嫌な思いをしてきました

この日も立たされた乗客の
ひそひそ声が聞こえてきました

「ぶくぶく醜く太って
どうせ助成金か何か貰って
食べてるんでしょう
そんな人たちのために何で
私たちが立たされ
なければいけないの!!」

「どうせ生きていても
役に立たないんだから
頭も無いんでしょうから
生かしておく必要あるのかしら」


息子が「降りようよ」といい
腹を立てた母親が
「息子が何かしましたか?」と
いうと

「"何か?"ですって
ああ気持ち悪い」

バスはバス停に止まりました
すると運転手が
「奥さんバスから降りて下さい」と
アナウンスしました

母親があきらめて
車イス止めを外そうとすると

「いえ、あなたではなくて
その後の奥さんたちです
あなた方の行為は
迷惑行為です
さっさと降りて下さい」


母親と息子が唖然としていると

更に後の乗客から
「ほら迷惑だから早く降りろ!」
「その子どもの食べ残しも
片付けて降りろ!」の声がしました

母親は涙目になり
運転手にお礼をいうと
「車内での迷惑行為の排除も
私たち運転手の仕事ですから」です

これまで何度となく
冷たい視線に
悩まされてきましたが

世の中捨てたものではないと
思った瞬間でした

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
温かい目線のねこです
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