肉球クッション。

うたた寝してたら知らない番号から電話が掛かってきた。


私「…はい」

「おう、元気かー？」

私「…？？」


懐かしい声。





誰？
だれ？
だ…………ゆんくん！？

えぇぇぇぇーーー(´△｀)

何事？(´･ω･｀)


軽く世間話。


「俺さ、また現場持つことになったんだよね。こっち来ない？」


あの頃のメンバーみんなに連絡してるらしい。


「最終日に言ったじゃん。みんなのことまた集めるって」

私「うん。誰か来てくれる人いるの？」

「いない」

私「でしょうね(笑)」


場所が遠いもんよ、無理だべ。


元気ないねって言うから言ってやった。


「私のこと裏切ったじゃん」


初めて「ごめんなさい」の言葉聞いた。
はぐらかそうとしてるのに気付いたから逃がさなかった。
逃がしたくなかった。


なんなら恨んでいた。





けど、なんつーか好きなんだよね。
人としてさ。

だから恋愛感情なくなって恨んでるけど、大事なことも貰ってるから尊敬してるし好き。





仕事の話しててなーんかおかしかったから聞いたの。


「現場持つって？え？前は？」


私の知ってる最後のゆんくんは昇格して本社に入ったはずだった。
そんな人が現場持つことある？って思って聞いたら、「降板させられたんじゃない？俺、本社でもうるさかったから」って。



申し訳ないと思ったけど久しぶりに大爆笑したよね(笑)










私ね、電話大嫌いなんだ。

でもゆんくんと話すのは好きで気付いたら４０分以上話してた。



遊び行っていい？
泊まっていいでしょ？
また電話していい？



彼氏じゃなくていいから繋がっていたいのかもしれない。

迷惑そうに「いいよ」って言われた(笑)

ごめんね。
わがまま言えるのも本音が言えるのも君だけ。





そして君は私のターニングポイントでいつも現れる。

そういうところ前から変わらないよね、君は知らないだろうけど。
君のそこが嫌いなんよ。

こういうのを腐れ縁て言うのかな。





戻りたいなんてもう思わない。
でも君以上に好きになれる人が現れないから未だに前に進めないよ。