前回に引き続き
相対性理論の思考実験を
続けたいと思います

ある瞬間に
宇宙の全てのものが
現在より遅くか
または早いスピードで
動き出しました

私たちはその変化を
知覚出来るでしょうか?

答えは「NO」です
これを検知する
実験は存在しません


実際にこのような変化が
起きることが無意味なのです

時間は空間での距離同様に
相対的なのです

また私たちが日常的に
よく口にする概念に
上や下があります

これも相対的になります

地球の反対側の人たちは
逆さまにぶら下がっているのに
何故血流が逆流しないのか


昔の人たちは
地球が丸いことを知った瞬間に
この難題にぶつかります

実際に地球の
反対側の人たちは地面に足をつけ
逆立ちしています

つまり地球の反対側の人たち
から見たら
相対的に私たちも逆立ち
しているように見えるのです


地球上で「上」とは
地球の中心から
遠ざかる方向になり

地球上で「下」とは
地球の中心に
向かう方向になるのです

星間空間では
「基準枠」の惑星が
手近にないから

絶対的な
上とか下はありません

from Itsuki


↑スウィートくん
まん丸になっています