「馬を水辺に連れていくことは
出来ても
水を飲ませることは出来ない」

これはイギリスのことわざですが
このまま意訳すると

「馬を水辺に連れていくことは
出来るけれど
水を飲むかどうかは馬次第」と
なります

このことわざは
心理学の異端児と呼ばれる
アドラーの心理学にも出てきます


これは人は他人に対して
何かを行う機会を
与えることは出来るが
それを実行するかどうかは
その本人次第になります

子どもに勉強させるのも同じで
いくら勉強しなさいと
教科書と参考書に
ノートに筆記用具を与えても

本人にその気がなければ
全く効果はありません


馬が水を飲むのを拒むのは
今水が必要ない
喉は渇いてないからで

子どもが勉強に熱心に
ならないのは
今は勉強の中身の必要性を
感じていないからです

ここで必要になるのは
「動機付け」です
馬に水を飲ませるならば
喉が渇く状態まで待つ

子どもを勉強に向かわせるには
勉強の必要性を
子どもに理解させることです


アドラーの解説には
勉強にしろ練習にしても

「今やっていることが将来
どのようにつながっていくのかを
子どもに想像させること」だと
語っています

その子どもの想像が
「動機付け」につながり
実行になっていくのです

人は原因でなく目的に沿って
行動していく
アドラーの心理学でも
語られていました

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
目的に向かってます