とある町の
市立図書館の話です

そこの図書館司書として
働く37歳の
女性は市の嘱託職員として
勤務しています

その市立図書館の司書は
7割が非正規雇用で
月額12万から
13万円の給与です

その女性の話だと
その日暮しのギリギリの生活で
もちろん
もっと貧困な
人がいるのも知っている


しかし懸命に働いても
貯金も
出来ないような
生活が続いている

嘱託の職員は一年更新で
最長5年と決まってる

正規雇用の司書は
ボーナスも出て
給与ももっと高く貰っている

なのに自分はどんなに
頑張って成果を出しても
雇い止めにあう


故郷から出てひとり暮しで
働き続けないと
自分もホームレスになる

その女性の部屋には
テレビもパソコンもありません

こうした公共機関の問題点として
正規雇用と非正規雇用の
格差の問題がよく指摘されます

図書館司書は専門職なので
資格取得の必要がありますが

この女性の話だと
待遇改善を求めても市側は
図書館司書など
取り替えが効く部品位にしか
思われていない


自分は年齢ばかり重ねていき
この先どうなるのか
いつも不安に思っている

今は恋愛が出来て結婚出来るのは
収入が高い人の
特権なのかとさえ考えてしまう

現在の政権は
「一億総活躍」や「働き方改革」
など謳っているが

現実は全体の4割を占める
非正規雇用の
人たちは
貧困状態にあるのです
これが今の日本の現実なのです

from Itsuki


↑しらゆきちゃんと
スウィートくん
そして新参ねこです