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アンテナの感度


ドラマ「相棒 Season10」の
第15話に
「アンテナ」という
タイトルの話があります

そのストーリーは
引きこもりの青年が
部屋の窓から
偶然犯罪を目撃します

しかし引きこもりの青年は
警察への証言を拒みます

青年を犯人とする見方もあり
警察から聴取を受けた
青年を杉下右京らが
ファミリーレストランへ
食事に誘います


引きこもりを責める刑事
それに怒り
レストランを飛び出す青年

後を追った右京さんは
「自分と戦う戦わないといった
類いの話ではないのでしょう
あなたの
アンテナの感度なのですから」と

カウンセラー的に分析します

右京さんは続けて話します
「人は純粋に相手の事を思い
話すことなど出来ません」

「そこには自分の主観が
入ってくるからです」


「あなたのご両親がいくら
あなたの事を思い
話してもそこにはどうしても
主観が入ってくるのです」

「しかしあなたの敏感な
アンテナで
それを感じ取ってしまう」
と解説していきました

例えば親が子どもに
「勉強しなさい
あなたのため何だから」と
いったとします

確かに勉強は本人のためです
しかし親の主観には
「成績が悪いと親の自分も
悪いと思われてしまう
世間体が悪いから」という考えも
少なからずあります


これが主観であり決して
責められることではありません

要はその主観を
敏感なアンテナで感じ取れるか
否かの感度の問題なのです

いくら相手を思っても
100%純粋に
相手のことだけを思って
言葉を話すことなど
不可能なことなのです

相棒だからこそ
描かれた物語でした
考えさせられるストーリーでした

from Itsuki


↑しらゆきちゃん
アンテナが高いねこです
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