①仕事のちジジババ宅にいきました
②夏の思い出
今はいてるズボン。
緑色の七分丈。
右足についてる黒いシミは良い思い出だ。
あれは去年の夏。
僕が学校を辞めたころ。
地元のプールでバイトをして、ボート係りだった。
ボートは自分の身体よりもデカい。
青だったり黄色だったりするボートには黒のペンキで番号がふってある。
僕は薄くなった番号を黒いペンキで上塗りするんだが…その時。右足にはねたんだよ、黒いペンキが
その時のペンキが今はいてるズボンのシミさ
あの頃は、毎日毎日、飽きずに通ってた仕事場。
みる角度が変わると、きっと違和感を感じずにはいられない。
あの頃には戻れない。
そう知ってるから、きっと今こんな寂しい気持ちなんだろうな
まぁ以上
