「御機嫌よう。何時も通り人間観察している黒雪よ」

「今物凄く落ち込んでる水無月吹雪です」

「吹雪様の補佐をしている氷華でございます(ペコリ)」



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「………何なのよ貴方、最初から落ち込んでいるなんて言うものじゃないでしょ」

「だって…!大体1年後−−2020年にFlashが終了するんですよ!?」

「………それの何処に落ち込む要素が有るのよ?」

「あのですね−−Flashが終了するって事は、Flashを使った吃驚系ホラーが見れなくなるって事なんですよ!? 検索してはいけないに挙げられている物もそうですし、勿論、あの有名なふぁんしーあいらんどももう直ぐ遊べなくなるんです!!」

「つまり主様は好きなゲームが遊べなくなるから落ち込んでいらっしゃったと、そういう事ですね?」

「………(思った以上に大した話じゃなかったわね)」



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「それでは主様、そろそろ本題に」

「そうよ、くだらない話はさっさと終わって本題に移りなさい」

「あれは私の中では死活問題です!−−で、今日は溜まってるホラーな話題を幾つかしていきますよ」
   
「(…問題はどんな話か、って事ね)」

「えっと、とりあえず最初は名古屋でやるイベント”呪刻学園”の話でも」

「呪刻学園、ですか?」

「うん、なんか今流行りのVRで楽しむお化け屋敷をやるって、電車の中の広告に有ったんだけど」

「あら、当然行ったのよね?」

「それが、ですね………今月の19日に終わった様でして、結局行けてないまま終わっちゃったんですよね…」

「………」

「−−あ、イベントは参加してこれなかったんですけど、サイトの方は一通り閲覧しましたよ!」

「呪刻シリーズの公式サイトでございますね」

「そうそう!其処の呪刻教室でお部屋の探索をして”めんどり様”の噂の調査をしたり、呪刻列車の動画で吃驚仰天したりしましたよ…!!」

「………めんどり様に顔取られたら良いのに(ボソッ)」

「ちょっと何ですか黒雪さん」

「別に?何にも無いわよ。それより、次よ、次」

「それじゃあ−−AbemaTVで放送してる”あれほど逃げろと言ったのに”はどうですか?」

「怖い動画を見て楽しむバラエティ番組、の様なホラードラマでしたね」

「………あれ、投稿映像とかも全部フィクションじゃない。本物が出てたらまだ良いのに」

「本物出てたら色々とまずいですって!」

「本物じゃなきゃ面白くないじゃない−−嗚呼そうだわ、いい加減”あれ”はやったわけ?」

「それは、そのー…やったと言えばやりましたよ」

「何よ、その煮え切らない返事」

「主様、これではないのですか?」

「ちょっと見せなさいよ−−何これ、くりぬきさん…?」

「い、いやぁ…同じホラーゲームだから大丈夫かなって」

「…−−に、よ…」

「?」

「−−くりぬきさんに目くり抜かれれば良いのよ!!」

「いやあああ!!!」



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「−−さて、此処まで納涼企画を行ってきましたが、皆様如何だったでしょうか?」

「何時も通りグダグダしてるのに加えて、即興で始めたんだから、酷いって言われるのがオチよね」

「しかも、ネタ帳の整理中に、本来更新しようとしていた話を−−」

「あー!!氷華、その話はしないで!」

「………相変わらずこんな感じで終わるのよね、これの企画って」

「仕方ありませんよ、主様の無計画な所は昔から変わっておりませんから」

「あーもう!兎に角、今回の企画は此処で終わります。皆様さようなら!」

「また会いましょ(微笑)」