SPY×FAMILYとドクストとゴブスレが最終回でした。SPY×FAMILYは1期と比べて格段に面白くなってました。ドクストは相変わらず面白い展開です。最後までやる事も決まったので楽しみです。ゴブスレは思ったよりぐへへな展開になりませんでした。


サマー・オブ・84を観ました。1984年、夏。オレゴン州イプスウィッチ近郊の町で子供が狙われる連続殺人事件が発生し、15歳の少年デイビーは向いの家に住む警官のマッキーが犯人だと疑い始め、親友達と共に捜査を始める話です。観た事はないのですが、何となくスタンド・バイ・ミーの雰囲気がある映画。探すのは死体ではなく近所に住む警察官が殺人犯だと言う証拠です。確かにデイビーが二人きりの時に問題発言をしたマッキーを疑いたくなる理由も解るのですが、ともあれ根拠が薄いのです。何とか証拠を見付けようと子供ならではの好奇心が予想外の展開になるのですが、何ともやるせない結末となります。あれはどうすれば良かったのでしょうね。首を突っ込まなかったらとは思いましたが、それはそれでどうなっていたか判りませんし、大人がもっとしっかりしとけとしか言い様がないと思うのですが。この映画のエンディングに限らず、子供の頃の好奇心による失敗やトラウマと言うのは誰しも経験がありますよね。それがあの時こうしていればなんて後悔しきれない事もあるでしょうし、子供だからこそその傷は一生深く残るものの可能性は高いでしょう。何とも後味の悪さを残すエンディングですが、この映画はこのエンディングで良かったと思います。良くはないけど良かった。最後の台詞が全てだと思いますが、これは誰にでも起こり得た話なんですよね。それが恐ろしい。敢えて子供と言うのも良くはないけど良いです。




(詳録240116)