東京コミコンでユアン・マクレガーと撮影するのに備えて、アイランドを観ました。前から気になっていた映画ですが、ネトフリで今月まで配信されていたので観ました。大気汚染された世界で生き残った人々は徹底管理されたコロニーで生活を送り、唯一汚染されていない地上最後の楽園、アイランドに移住する事を夢見ていたが、そのコロニーにはある衝撃的な事実が隠されたいたと言う話です。あらすじからも冒頭からも漂う何かある裏しかないだろうと感じさせる御手本の様なディストピアで、今となっては類似した設定の作品は色々あり、管理された日常に隠された秘密やそのオチは大体、予想が出来ると思っていたのですが、存外、序盤で真実が明るみになってましたね。なった上で逃走劇となるって粗筋に書かれてました。私が見逃していただけです。粗筋等では明かされていますが、それが解らない上で観た方が楽しめると思うので敢えて言わないでおきます。そんな訳で概ね話はコロニーから脱出してからの逃走劇となりますが、逃走による被害がまるでこち亀でした。自分達の命が狙われているので必死に逃げるのは解るのですが、相手があまりにも必死過ぎるせいで被害があまりにも甚大過ぎる。理由が理由なので必死なのも解るのですが、あの後、あのこち亀をどう隠蔽するつもりだったのか。どうにも出来んやろ。そんな訳で逃走シーンはギャグみたいに見えました。ギャグです。でも、監督がマイケル・ベイだったから仕方がない。そんなこんなで思ったよりアクションシーンがあった訳ですが、話の方はこちらも題材としては色んな作品で扱われながらも永遠のテーマとなるものですよね。腕だけなら、足だけなら、内臓だけなら、脳だけなら、魂と言う存在がなければ。命の線引きとは一体、何処にあるのかと考えさせられますね。主人公達が死んで欲しい訳では決してないのですが、逃走の途中で出会ったとある人物の末路を見て、これは良いんかと考えてしまう辺り、私の倫理観ももしかしたらあちら側寄りかもしれない。スカヨハの方も逃走の末に出会うかと思ったらそんな事はなかった。出会って葛藤が始まるかと思ったらそんな事はなかった。でも、そう言う展開の方が面白くなるかと思った。じゃあ、感情いらなくないかと言う疑問点も上手くカバー出来た設定だと思いました。全体的な管理としては確かに杜撰だったのは否めないですが、これだけでその杜撰さが許せると思えるくらいだった。凄く称賛していますが、個人的に感心しただけで伏線が効いているとかではなく、飽くまで好みの問題くらいなので悪しからず。こち亀展開はさておき、現実には有り得なくもない内容でそれが実現した時、線引きがはっきりしてしまう事が果たして良い事なのか悪い事なのか考えただけで不安にある映画でしたね。管理の杜撰さやこち亀等の突っ込み所はあるものの2005年の映画だったら良い映画ではないかと思います。


アニメ呪術が週例の地獄と化している。知らなかっただけにある意味、前回よりもしんどいかもしれない。でも、25動で観ていて、コメントでネタバレされてたので知っていたと言えば知ってたのですが。止めて。釘崎チャンはやっぱりイケメンですよね。ハイ。好き。ワンチャンあると思ってるのですが、ないのですか。


ライダー名物、無能な組織の上層部。喋る前からわかる無能のやつやん。


まだ誕生日ではないですがいただきました。豚かわ。ベイブ。ありがとうございます!



(詳録231230)