ドラークにも各国様々な言語があります。
公用語はユースタシュ語と定められており、色んな国籍の人が働く国際機関の使用言語はユースタシュ語です。
ゲーグル連邦は独立後はゲーグル語を母国語としていますが、植民地の影響で蒼国黒国両方の言語を話すバイリンガルだったり、移民の多い多民族国家の影響からトライリンガルやマルチリンガルもまあまあいます。個人差が大きく、ばらつきがかなりあります。


逆に、ユースタシュ人の殆どは外国に行こうが頑なにユースタシュ語しか話しません。
お前がこっちに合わせろよ、といったスタンスで、殆どが外国語を話さないし話せません。

ただし、ユースタシュ人でも佐官将官クラスの軍人は、アルフォベック語を習得する習慣が、まだ軍に残っています。
昔からよくアルフォベック王国と戦争していたので、言語が分からないと意思の疎通に苦労するからという名残で、士官学校在籍中に勉強します。
ユースタシュ王族は、古代言語であるクルス語を完璧に読み書き話せるようにしますので、全員バイリンガル以上です。