雑 音 楽 小 隊

あぁあぁ、
わかっちゃぁいても自己評価なんて大した傷にもならなくて、人から発せられる自分への評価が一番真っ当で否定のできないものになる
だからいつまでも自分は自分が大嫌いで、嫌いな自分を甘やかす自分が尚更嫌いで、それでも見ないふりしていくんだろうね、自分は
だから君らが羨ましいんだ
私には君らの気持ちが分からないんだ
他意を汲むなんてさっさと諦めたよ
だから期待しないでよ
自分が自分に期待してないのに、他人に期待されても答える余裕なんて初めから無いんだよ
君もあの子もあの人も、皆眩しくて、だからしっかりと刺さる
自分が劣等だって身に染みて感じる
知らせなくても言わなくても、どうせ君らは気付いてしまうんだから
いつだって最善の私なんて居ない
自分に君らを虚仮にする資格は最初から無い
君らの価値を減退させる資格も無い
その上で自由だと嘯いているのだからまあ滑稽というか


「君らの全てを肯定するからどうか私を見ないでくれ」