ルパンPART6の最終回を観ました。2クールで2つに分けた話をしましたが、やはりパート5を越えるものではありませんでした。パート5が凄過ぎた。前半は色んな人が脚本を書かれた話がありましたが、難しかったり、突拍子もなかったり、解説を読まないと訳が分からなかったりした話が多い印象です。2クールではルパンのルーツが明らかになる貴重な話でその前に石田サンも出て来て面白くなりそうな雰囲気を感じたのですが、1クールよりは面白かったものの、何かもうやっぱり前が良過ぎたと言うか、路線が違う気がするのですが、それが私の好みではなかったとしか言えないですね。私には解らなかったですが、パート2のオマージュ等があったり、ファンの方には楽しめたのかもしれません。全く面白かった訳ではないです。ただ、パート5が完成され過ぎていた。大塚サンの次元も直ぐに馴染み、流石だと思いました。良い声。御疲れ様です!


父と妹共が鈴鹿サーキットに行ったそうです。懐かしいですね。慣れて来た所でタイムを縮めようと無理をしてしまったせいでコースアウトして身動きが取れなくなり、暫く助けられなかったので、父が突然、私の姿が見えなくなったので、裏ルートに行ったと思われていたのが懐かしいですね。裏ルートって何や。





エルを観ました。以下、粗筋と感想。



ゲーム会社社長のミシェルはある日、自宅に押し入った覆面の男に襲われてしまうが、 過去の出来事から警察に通報する事はなく、何事もなかったかの様に過ごしていた。しかし、犯人の存在を身近に感じたミシェルは何者なのかを突き止めようとするのだが、やがてミシェルの恐ろしい本性が明らかになっていく。


大分、寝かせて数年を経てやっと観た映画です。どんでん返しか何かで知って評価がまあまあだったので観る予定だったのですが、観るまでが長かったですね。それで吃驚したのが、登場人物の誰一人に共感出来なかった事です。隣人の奥サンや元旦那の恋人はまともに見えましたが、出番も少なく共感とまでは言わなかったです。ただまともだった。偶に共感出来る人物が居ない映画はありますが、割と致命的な事だと思います。実際、映画の評価は賛否両論で私も決して面白かったとは言えないです。女性が怖いと言うテーマは良くありますが、女性が怖いと言うかミシェルが怖い。ミシェルがあまりにも強か過ぎる。強かで自分が被害者である事さえも利用して周りも観ている者も翻弄します。共感出来ないのは当然と言わんばかりのキャラをしています。映画でBGMが流れず、独特な雰囲気で展開されるマイナーな印象があるのですが、刺さる人には刺さる、はず。観てから他の方の考察を読んだら少しは理解出来ました。更にミシェルの過去の事件についての衝撃的な考察があって、だとしたら面白いと思った矢先、別の方がその可能性は低いと仰っていて他人の感想でも翻弄される私。飽くまで私的な考察ですからね。面白い可能性だとは思いました。匂わせる程度ではっきりと明言されず、こちらで察しなければならない事が多いので私の汲み取れなかった機微が解説されていて有り難かったです。好みは滅茶苦茶別れる映画。



(詳録220512)