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会えなかった。



こうなるんじゃないかって、わかってた

だけど、

信じてたのに


課長は、

約束を守ってくれる人だって。


でも、

しかたないよね。


用事があるからって言われてたんだから



だけどね、

もう、これが最後だったんだよ



さよなら、とも、お世話になりました、なんて言ってない


送られてきたメールには

お別れのような言葉もなかった。


さよなら、も、元気でね、も
がんばってね、も。


それは、色紙を書いてくれたから?


バイトさんたちとまた飲み会しようね、って話てるんですって電話の時に言ったら

来れない距離じゃないもんね、と課長は言った。


もちろん、また今度、なんて言葉はなかったけれど。


だからね、

わたしは、課長のこと、ずっと尊敬していました。
なので、これからも連絡できたら嬉しいです。

と、メールをした。



返事はなし。


もう、どうすればいいかわからないんだよ



わたしは、振られると分かってて告白しないで済んだし
課長だって、断る理由を考える面倒が省かれた


だれも、傷ついてない



ほんとうに?


わたしは、最後に会いたいです、と小さいけど
確かに言葉にしたの、に。



これからどうしたらいいんだろう。

あなたは、どうしたいの?




忘れなければいけない


だけど、



せめて、もう一度

あなたにあいたかったよ



いつか結ばれるより、今夜一時間会いたい

あの歌が、心に染みる



また、いつかあえますか?





目に見えているきみだけを信じてる

20日、バイト先を卒業しました。

19日の送別会でも
色紙をいただいたんですが


わたしが、課長のことを好きと話していたパートさんが
まさか、まさか、

課長にもメッセージを書いてもらってくれてるというサプライズヽ(;▽;)ノ

すっごい嬉しかった。


そのおかげで、言ってなかったパートさんにもバレたけど(笑)

だけど、

昨日最終日に会えなかったバイトさんとご飯に行ったら
わたしが課長のことを好きだと知ってる人多かったと言われてびっくり。。。笑


そんなこんなで、

自分の課の人たちに挨拶し終わったくらいに

課長が、席外してどこかに行ったから
2人きりになれると思って
後を追って、声かけたら

忙しかったみたいで
お菓子は渡せたものの
ちゃんと挨拶できないまま

課長、先に帰ってしまってて


「また連絡します」と言ったけれど

仲良しのバイトちゃんと、後輩バイトちゃんとご飯に行ったら
“もう卒業したんだから、電話出てくれないんじゃない?”なんて言われてしまって


前に電話した時も、23日やすみのはずなのに
仕事だって言われたこともあって


不安で不安で仕方なかった。


21日の14時に引越しだったのに

まだまだ荷造り終わってなくて
20日は帰って、そのまま徹夜。



21日、荷物の搬出終了。
カーテンとカーペットと、布団だけの部屋に一人。

わたしが、こっちに滞在してるのは
あとは、21、22、23日

その日の夜電話して、どちらかの夜に会えないかお願いしたくて
23時に発信。


でも、繋がらなかった。

10分、20分、30分、

待てど折り返しが来ない


40分、怖くて怖くてもう一度電話しようかと一人でパニック
だけど、まだ、22日の夜がある、と気持ちを落ち着かせて

50分、「きちんと挨拶できなかったので電話しました。明日も出勤ですか?」とメールを送信


やっぱり、あの子の言った通りなのかもしれないと
行き場のない悲しさや寂しさ


その夜は、課長から返事が来る夢や

日頃から、犬っぽいなぁと思ってた新入社員さんと、課長が付き合ってる!という夢をみたり  


何度も目が覚めた


22日、夕方からバイトさんとご飯。
一軒目の喫茶店が22時に閉店だったから
二軒目のサイゼリアに移動   


ケータイを開いたら


22時過ぎに、課長から返事が来てた。

『返事遅くなりすみません。今日も出勤でした。

疲れました・・・今食事をしています(^^)』


最後の一文に、きゅん。

22時半くらいに「明日も朝早いですか?
お電話できたら嬉しいです(*^_^*)」と返信


そのあと、バイトさんと23時20分頃に解散して

30分前に発信。


0時半すぎくらいまで、お電話。
  

相変わらず、当たり障りのない雑談。
たくさんわらって、ほんとに幸せだった。


そんな感じで電話終わってしまいそうだったから

 
「あしたはお休みですか?」と、会いたいです、と伝えた。


23日は実家に帰るからなぁ、と言われてしまったけれど  


わたしがしょんぼりしてるのが分かったのか
『24日は?午前中は、地元の歯医者に行くけど、夜だったら行けるかもしれない』って。

たまたま、25日が卒業式で

24日も大阪に滞在予定だっから  

「大丈夫です!」と答えた。


優しい人。

ダメな人、ね。


『用事があるから、行けないかもしれない』とも言われたし
たぶん、そうなると思う。


期待はしない。だけど、叶うなら会いたいよ  


“次”を願ってしまうせいで

好き、と言えない


でも、もう、終わりにしないといけないのに


好き、って言いたいから、会いたいのに   


なのに、終わらせるのが怖くて  
このまま、今のままが良くて
 
それこそ、叶わないことなのに。


電話に出てくれなくて、まず思ったことは
 
「好きって言ってないのに。このままで終わりなんて嫌だ」だったんだから


終止符くらいは、ちゃんと自分で打たせてほしい、な。




話題:片想い

一周りしては戻り青い空をずっと手探り


課長と会えるのは、あと一回。



今日は、バイバイのピンクのトップスと
パークイーストのショートパンツ

ピンクが好きだと課長に話したから。



あがる直前に、ごみ捨て場に行こうとしたら
喫煙室から戻ってきた課長とばったり。

「おつかれさまです」とだけ。



課長は、
ブルーのシャツと、白のネクタイだった。


この前の電話で、『あの可愛い白のネクタイ、最近してないですね。』って話した時の組み合わせ。


たまたま、なのかもしれない。


だけど

すごく、すごくうれしかった。



すき、って言うつもりなんだから
もう、何も怖いものなんてないの



だからね、

メールしたの。


ステキでした、って。ハート付き。


内示が出たから、課長は、どうでしたか?とも送ったけど


返事くれるかなぁ。


わざわざ言ったら、萎えちゃうかな?


もし、ほんと、たまたまだったら
何コイツ、って思うよね。


だけど、ほんとに
私との電話のこと覚えててくれたなら

わたしだったら、気づいてくれたら嬉しいけどなぁ。


でもね、
やらずに後悔するのはいやだから


ちゃんと、向き合いたい


叩けよ、さらば開かれん。

わたしが、就活の相談をした時に
あなたが、教えてくれた


好きな言葉。






話題:今日の服装

目を閉じて思い出す僕の好きな顔と声


ハッピーバースデイ、わたし。


幸せで、切ない、24歳の誕生日。


23時半から2時すぎまで
課長と電話。


はじめて、『どうしたん?』と言われた。

また、課長の声から疲れてるのが分かって


これは、誕生日を迎える前に切らなきゃいけないなぁって
しょんぼりしてたら


課長から、『なんか暗くない?』って。

「だって、課長、元気ないから」と返した


そこから、その日出勤早々クレーム的なのにつかまって大変だったという話をしてくれて

『明日は出勤?』

「16日、誕生日なのでお休みです」とアピール。笑


『22、23?』と聞かれて

わたし、いろいろあって大学2年だぶってるんですが
バイトの人にはなんにも言ってないから
早生まれだし、22歳が妥当な年齢だけど

1歳の差でも、私達の間には大きくて、
でも、本当のことを言うのは怖くて


「23です。」と答えた。

『もう大人やね』と課長

「もう、オトナですよ」と返した私の言葉の意味と、あなたの言葉はきっと交わることはないのでしょう



電話をかける前に考えておいた話題を出しながら

気づいたら、日付が変わってた。


心の中で、こっそり呟いた

おめでとう、わたし


途中で課長の携帯の充電がなくなって、切れたり

私の携帯がおかしくなって切れたり


そしたら、課長からかけてきてくれた。

誕生日の着信履歴に、2つも課長からの履歴が残ってる。しあわせ。



「一週間なんてあっという間ですね。」という話から
「先週は横浜だったんですもん。」と横浜旅行の話をして

宝くじの話

『当たってると思う』と課長。

「当たってたら、オーロラ見に行かないと。」


『オーロラは色々して最後やなぁ』

「最初は何するんですか?」

そこから、車の話をしたり、老後は不動産収入がいいな、なんて話したり

住むなら関西がいいけど、関西弁のキツイ言葉はすきじゃないって話

課長が住みたいところが、私の地元より田舎だと思う、という話から

課長のお姉さんの旦那さんの初めての配属先が、私の地元だったということ

昔旅行した時に、いいところだと思ったし
いい思い出しかないよ、って。


課長のおばさん?が、私の地元に住んでたとか

課長のおじさんが、私と同じ大学だとか

なんだか、“ご縁”を感じる話に

「世間って狭いですね(笑)」と笑った


お姉さん夫婦の話とか、

お姉さんは、旦那さんの3つ上で
その旦那さんは、課長と同い年。

お姉さんは、27歳で結婚してすぐ仕事辞めて
旦那さんは就職してすぐ結婚した、という話から


『女の子は5年仕事してからが、分かれ道やね』と結婚して辞めるか、仕事に生きるか、とか内容は薄いけどそんなことを話したり


ワイシャツの話

襟が白くて、あとはブルーの無地のクレリックシャツが一番すきで

15日の課長のシャツがそれだったから、伝えたら 
『このシャツ着てる時あんまりいい事ないんよねー。ほら、今日も出勤早々変な奴に巻き込まれたし』と

でも、似た様なデザインのシャツがもう一枚あるんだって


「最近、あの白の可愛いネクタイしてないですね」って話もした


「もう、会社で会えるのはあと2回なんですね。」と言ったら

『大丈夫や!笑』って返す課長


え?と、その意味をどう捉えたらいいのか探ろうとした矢先

『毎日(服装)変えるから!』と、私の心を見透かしたように取り繕う。

男の人には、伝わらないかもしれないけど
最後の日、ちゃんと挨拶したいと言いました

課長は、どのシャツを選んでくれるの


髪の話

香りの話
ボールドに、アロマジュエル。
「実家のと一緒だから、帰ると“課長の匂いー”って思います」とか

「課長がいた場所に、あとからいったら、アロマジュエルの匂いがします」とか
気持ち悪いこといってごめんなさい。



『〇〇(わたし)さん、もう辞めるから言うけど』と
ジョブローテーションの話がでて、役席の人だけはもう知ってるみたいで

『ほんとは教えちゃいけないからなーいや、やっぱり秘密!』とか言いながら

「えーーおしえてくださいーー!笑」

『そんなんどこから知ったん?ってなるで』 


「言わないですよ!笑」

『じゃあ、当たったらね。』 

「んーじゃあ、△△さんですか?」

『(無言)』

「あ、当たりましたねー!笑」
 
『ちがうーー。』

「えー(笑)じゃあ、□□さん?」

『いらんー(笑)』

なんてふざけ合って、楽しかったなぁ。

でも、『そんなんどこから聞いたん?ってなるで』とか言う割に

霊感が強いらしい社員さんがいて
そのひとは、人のオーラが見えるそうで
『風の噂で聞いたんですけどーって、聞いてみ?』とか言うし。

なんなんだよーーー。



で、

その話の中で、休職中の女性社員さんの話に

その人、独り事が多くて
だけど、バイト先の会社の人、みんな独り事が多いね、ってなって
「課長、私の課にいたころ、歌うたってましたよ(笑)」

『え、ほんま?笑』

「はい(笑)だから、なんか、、こんな面もあるんだなぁ、面白い人だなぁって思いました(笑)」って思い出話。


丁寧語だったり、そうじゃなかったり

俺、だったり、ぼく、だったり


優しい口調に、甘い声。

わたしたちは、なんなの?

錯覚に陥りそうになる。


心臓は激しく鼓動しても、脳は麻痺してとろけてしまいそうだった


すきで、すきで、どうしようもなくて
泣きそうだった


『もうこんな時間やん』と、時間を見れば1時50分。

「そうですよ、もう誕生日を迎えました。笑」

『ほんまやん!おめでとうございますー。あれやね、ハッピー』

『「バースデー」』

『やね。笑』「です。笑」

「ありがとうございます(*^_^*)」


『日付変わる瞬間気づいてた?』

「気付いてましたよ。一人でニヤニヤしてました。笑」

『ニヤニヤ、なんで?笑』


「だって、課長、疲れてたから、今日はすぐ電話切られちゃうかなって思ってたんで、、、うれしくて(ごにょごにょ)」

もう、この辺思い出せないけど
課長は、笑ってた


心の中も、頭の中も、“すき”でいっぱいだった

口から出てしまいそうだった

想いは涙に 

その涙をぐっとこらえた。

「課長、もう残業ばっかりですか?」

『そうやでー。他の人より残業多いし、休みも少ないんよー』

「そうですかー、、、」



『そうなんですーー。

じゃあ、そろそろお風呂入ります』

『そうですね、、、おふろ。』

「うん。」



片想いだからこその 
いやな独特な空気が流れる

沈黙が気まずくて、ふふふ、と笑うしかできない


でも、すぐさま切上げようともしない課長は、何を思うの?

「地震あったの知ってる?」と新しい話題を課長が出した

  
その話も終わって、
『じゃあ、明日ゆっくりしてね』

「課長も、ゆっくり休んでください」


当たり障りのない会話しかしてない

こわい。こわいよ。

だけど、
これで、終わらせていいの?

つぎ、なんてあるの?

もし、なかったら?

いやだ。

「かちょう。」と、勇気を振り絞った。


自分でもびっくりする位、甘えた声が出た


『ん?』


どきん。と
言ってほしくないことを言われる、と相手が察するようなあの空気


でも、とめられなかった。

「あの、またご飯に連れて行ってください、、」

『えっ』

「お蕎麦屋さん、まだいってないですよ。約束しましたよー?笑」


『(笑)全然いいよ。でも、あそこのお蕎麦屋さん22時とかには閉まってるかもしれへんからなぁ、、』と

提案してくれた日は、バイト先をやめるより、前の日

それじゃだめで、私も今のところ予定が入ってて

だから、仲良しの新入社員さんにもらった

課長の課のシフト表(仮)では、23日が休みだったから

「23日は出勤ですか?」ときけば

『出勤』だと言われてしまった。


嘘なのか、ほんとにそうなのかわからないけれど


やっぱりうまくいかないのね。


2回ご飯に行って、キーケースのこともあったのに
また、振り出しに戻ったような空気感を


電話するたびに感じてた。


でも、それならなおさらだよ

ちゃんと、終わらせて


ちゃんと、好きだと言わせて


『じゃあ、スケジュール調整します』って言ってくれたけど


課長は、言ったじゃない
 
『ぼくは、約束は守るから』って。


お願いだから

 
もう、会えるなら
それだけでいいから


卒業した後に会いたいよ

「今日は、これをお願いしたくて電話したんです。」

『え!枕詞長かったなぁー!』と課長は笑った


結局、チョコレートのこと、言い出せないまま。

課長の言う、『犬っぽい』ってどういう人なのかも聞きたかったのになぁ。



おやすみなさい。
ありがとうございました。と電話を切った




話題:片想い

さよなら二人で言い合ってそれで一体何が終わったの?


わー。
一週間なんて、あっという間ですね。


先週の金曜日に電話して

土日は友だちと卒業旅行にいって、

10、11日は引越しのことで色々したり
バイトのおねーさまから借りてるDVDみたりして

12、13、14日と連勤で

13、14は課長も出勤されてました。

髪の毛切ったみたいで、襟足がチョリチョリしてました(笑)


たぶん、視界には入れたと思いますが
いつまでたっても、

せっかく課長が近くに来ても、課長の方を見ることできない。



もう、明日と18、20日の3回しか会社で会えないのにね。


最近はback numberという歌手?にはまっています。

stay with meとか春を歌にして、とか
聞いてて心に染みるよー。。。


ホワイトデーも終わっちゃった

渡したチョコレートのことも、なんにも言ってくれないし

食べてくれたのかな?


こっちから聞くのもなんかなぁって思うけど
あっちからも言い難いだろうから、わたしから話題に出してみよう


16日はお誕生日です、わたしの。


かちょうも、お休みです。


24歳の最初の会話は、課長としたいなぁ。


だけど、こういう時に限って
でてくれないんだよね。


でも、複雑。


でてくれたら、最後のデートのこと話したいし

それが決まれば、もうこうやって
課長と夜中に一時間も電話することもなくなるんだもんね。


23日に会いたいです。

あなたと、飛行機を見に行きたいです。


キーケースのときの、課長のお願いを聞いてあげたんだから
今度はわたしのお願い聞いてほしい


なんてねー。

課長からのお願いなんて、願ったり叶ったりなのに。

わたしばっかり、叶えてもらってる。

だから、お礼がしたい、と言ったらこまるかな?



あいたいよ。

車の中で

片手運転。

あなたの彷徨う左手に、私の手を重ねるの。


わたしだって、もう子供じゃないよ
かちょう





話題:片想い
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