最近雨が降ったり止んだり、台風のせいなのか傘を持ち歩かなければならない毎日。
傘を持ち歩く習慣の無かった私はそんな簡単な事にストレスを抱えてしまう。
からっとしないじめじめと気持ちの悪い空気。
低く重い色の重厚な雲。
こんな日が何日も続いて、そろそろ限界。
参ってしまいそうだ。
ここには楽しく気の合う友人も居ない。
カラオケに行って気を紛らわすのも一人。
お酒を飲んで気を紛らわすのも一人。
最近ではそんなことすらしなくなって、部屋に閉じこもり瞳を閉じて、早く一日一日が終わればいいのにと願ってご飯もろくに食べず飲み物も飲まず死人のように暮らす毎日。

以前友人だった人に現状に対する不満をぶつけてみても、暖簾に腕押しというか、まるで人の話を聞かずに話に全く関係のない部分における私の批判をしだす始末。
まあそこで話を聞いていてきちんとコミュニケーションが取れていれば「以前友人だった人」ではないのだろうけどね。
その時後悔と共に自分の馬鹿さ加減を感じた。
その人もその時、自分に酔いながら言っていたが、「人は変わらない」。
何度も人を信じようとしてこちらがどれほど気をつかっても人の本質に訴えかけられるほどの素晴らしい人ではない限り無駄骨なんだろう。
当たり前のことの様に思えるが、体感を通して知るとやっぱり悲しい。

今はそんなことを忘れてしまえるくらいの時間を早く経たい。
傷ついたこと、憂鬱になることはきっと人は乗り越えられないんだろう。
自分で自分を優しく受け入れて慰めて、忘れてしまう他無いんだろう。