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空間支配


捨てた

自分が唯一栄光を
手に入れられる可能性を
秘めたその場所を、

自ら、捨てた



そこに自分の居場所がないのは

明確なことだったのだけれど、

それでも

視線は

僕を探した。



認めたくない

目を逸らしたい

そんな幼稚な考えは、

あくまで甘えで、残酷で。



実際、

そこは、

もう僕の知る場所じゃなかった。

場所は合ってるのに、

違う、空間。



表向き

手にしたものは

中途半端にしか掴めなくて。


それがあくまでも

表向き

だということに、

今日まで気づかなかった。





僕が欲したのは、

音でも

希望でも

意味でも

なく

ただ、















ほしかったのは



あの人の存在

自分が隣にいる理由



二度と、失わないように。
























もう独りにならないように



...
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