暑い! そして忙しい!
こんなに忙しいと、ペティットに行く時間が取れないじゃないかー!
忙しくなるのは水曜から、とか言ってたのに月曜から忙しくなってるやんか――店長のアホー!
………………ふぅ、スッキリした。
スッキリはしても、まだまだ忙しいという。
そのせいで、fate/GOの新章も第二節で止まっていたりします。
落ち着くのは十日ほど先なので、まだしばらくはマシュと砂嵐でキャンプをしなければダメみたいです。
不甲斐ないマスターでごめんね、マシュ。
と、愚痴はここまで。
ここからはアルーシャのプロフにちょろっと出した『アサイミー』等についての講釈でも垂れ流そうかと思います。
と言っても内容は薄いんですけどね。
アサイミーは魔術的武器と呼ばれている品物の1つで、主に魔女が使う儀式用の短剣を指します。
刀身については特に指定は無い様ですが、柄の部分に関しては黒色に染めた素材、または黒檀で造る事と指定されています。
黒檀は魔法の杖の他、仏具や楽器にも使われる事の多い素材らしいです。
逸話とかはよく知らないのですが、昔の人には艶のある真っ黒な黒檀はとても神秘的に見えたのでしょうね。
アサイミーの使い方は単純で、薬品に使う薬草を刻むのに使ったり、コードスペルという魔女術に使用する紐を切断するのに使ったりします。
一応は武器としての位置付けですが、どちらかというと儀式用の宝具に近いでしょうか。
ちなみに魔女術に限らず魔術の道具は基本的に自作するのが普通なのですが、聖別さえ自分で行えば大丈夫みたいですね。
アルーシャが何でも自作するのは、その辺りの理由が関わっていたりします。
なので、スヴェート氏に貰った短剣は後でちゃんと自分で聖別したと思います。
でも魔術の道具なのに聖別しなければならないというのも面白いものです。
自分と道具の間に魔術的なパスを繋ぐために聖別する、というのが聖別をする主な理由だと思うのですけれど……。
聖別と言っても、私の物だよー、と名前を書くようなものなので神様も赦して下さっているんですかね。
魔女狩り的には赦されなかったみたいですけれど。
あ、そうそう。
魔術的武器と言えば有名なのは『アゾット剣』でしょうか。
こちらは錬金術で用いられる短剣ですが、特に儀式に使ったりはしないみたいです。
元々はパラケルススという錬金術師が持ち歩いていた剣で、柄頭には悪魔が封じられていて、柄の中には聖遺物が収められており、象牙の鍔には万能薬のエリクシルが仕込んであったという、設定てんこ盛りな剣だったりします。
これだけ揃える腕前も凄いですが、これだけ揃えようと思った事がまず凄いですね。
稀代の天才にして神の化身でもあるパラケルススですが、その実、とても用心深い人だったのかもしれません。
私が好きなfateでは、師匠から弟子へと贈られる卒業証書の代わりとして扱われている模様。
ストーリー的に、使われ方は複雑なものでしたけどね。
アルーシャのストーリー的にも、いずれは出してみたいですね。
そのためにはまず、高名な錬金術師や学院の錬金術教諭等に師事しなくてはなりませんが。
あ、でもアルーシャが誰かに贈るというのも……いや、無いな。
まあどちらにせよ、かなーり先の話ですね。
そしてユニコーンの頭蓋骨、と言うか角。
ユニコーンの角は言わずと知れた、浄化と破邪のアイテムですね。
水と関わりが強いらしく、薬品(たぶん水薬)として使われるエピソードが沢山あります。
怪我を癒し、病気を取り除くという、まさに万能のポーション。
話によれば、ペストを根絶するのにも使われたとか。
結果は残念なものだった様ですが。
毒を浄化する能力もあるとの事で、ユニコーンの角で杯を作って暗殺に備える権力者も多かったらしいです。
それにこのユニコーンの角ですが、物凄く頑丈らしく、追い詰められたユニコーンが崖から飛び降りた際に地面に突き刺して着地しても折れなかったとか、象を一突きで殺せるとか色々と逸話があったりします。
長さも40cm〜1mオーバーまであって、色も白に黒に赤と様々だったり。
アルーシャが作ったユニコーン素材の指環が変色するのは、その辺りが理由です。
ちなみに作り方ですが、一度完全に砕いてから錬金術で指環の形に錬成してエンチャントを施す、という手法だったりします。
手間は掛かりますが、こっちの方が素材を余すことなく使えますからね。
蛇足ですが、ドイツの薬局等ではいまだにユニコーンをモチーフにした看板があるらしいですよ。
それだけ愛されているのでしょうね。
さて、内容は薄いと言っておきながら割と長く書いてしまいました。
予定は未定、という言葉に恥じない適当っぷりですな。
二回目の雑記も愚痴から始まりましたが、次回も愚痴から始まるのか、それは私にも分かりません。
予定は未定なのです。
そもそも三回目があるのかが未定ですからね。