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1歩


うーたんと電話をした。
前回の記事の件の続き。

もう、彼女は決めているのかもしれない。
あとはそれを後押しする1歩を待ってるだけで。

彼女と話したのは、綺麗事ではすまないこと。

「夢路が自分のために生きてほしいと言ってくれたこと、でもそれは悪い言い方をするけど夢路のエゴだよね?
今の私はもう、死ぬことしか浮かんでない。もし死ぬことを止めたいなら、それなりの覚悟がなくちゃ私の気持ちは変えられない。」

その覚悟っていうのは、つまりは現実的にうーたんを今の状況から連れ出してほしいということ。ふたりで、同棲をするということ。

もちろん、うーたんは自分自身で
人に任せきりになってること、
酷なことを押し付けてることを理解してる。

でもそうなるには、それなりのことがあったのも私は知ってる。


何度も何度も考えたよ。私だって。
同棲をすることも考えたよ。
でももし、私や彼女に好きな人ができたら。
これから先、結婚をすることになったら。
もし私とうーたんの価値観が違ってたら。
そうなったとき、どうするんだろうって考えて。彼女が自立できるようになるまで、見届けられるのかなとか。

そもそも、私の今の給料で一人暮らしができるのかもわからなくて。不安で。

確かにどこかで「誰かが救ってくれる」とも思ってたかもしれない。
他人事のように考えていたかもしれない。

今、彼女の問題から逃げたしたいって思いも正直少しある。でも逃げ出したくないって思いもちゃんとある。


どうしたらいいのかわからないんだよ。
言うのは簡単だから。
「一緒に暮らそう」って、言うのは簡単だから。だからこそ、簡単に言いたくない。
言ったからには責任があるし、今まで思い描いてた人生も変わるかもしれない。
うまくいかないかもしれない。
そうなったとき、笑えるかどうかがわからない。彼女のせいにしてしまわないか、わからない。一番したくないことなのに。


彼女は言った。
私のこの気持ちを変えてくれる覚悟が決まったときに、もう一度生きてほしいと言って。
同棲だけじゃない、他の道もあるかもしれない。
もちろん、今まで通り夢路が会いたいって思ったときに呼んでもいいよ。遊びたいって思ったら誘ってもいいよ。今まで通りのこともできる。
会いたくない、関わりたくないと思ったら直接言うのはきっと君の事だから辛いでしょう。だったら言わなくていいから、連絡をしなくてもいいから。

って。
すべての選択権を私に与えた。


夢路はどうしたい、と聞かれてわからない、と答えた。

正直、前までは死ぬことも1つの幸せなのかもしれないと考えていた。だからうーたんがそう決めたなら送り出さなきゃって考えていた。でもダメだった。やっぱり生きててほしいと思っちゃう。

そう伝えたら「そうだよね、前にお母さんの事でそう言ってたもんね」って。

私のわがままになるかもしれない。信じてもらえないかもしれない。無責任かもしれない。
これからどうしたらいいのか考える。
それでも、私がうーたんに生きててほしいと思ってることだけは、忘れないで。



どうしたら、いいのかな。
答えなんて、出るのかな。
more..!

生きて生きて

こんばんはー、夢路です。
久しぶりの投稿なのですがね。

最近いろいろと楽しいこと続きだったんだけど、今日、考えることがあったのです。


昼、仕事してる最中にうーたんから電話がかかってきた。もちろん仕事だから出られなくて、仕事終わった帰りに電話をかけてみた。
でも向こうから切られて、きっとなにか会ったんだなって思ってメールで落ち着いたら連絡くださいって送った。

そしてさっき、落ち着いてはないけど電話をしてもいいですかってメールがあって電話をした。

用件は、自分の居場所がないということだった。
詳しくは書かないけど、もともとうーたんの家の人たちとはうまくいってなくて、しょっちゅう家出とかもしてた話を聞いてた。
そしてそのたびに、うーたんが信用できる新居さんという家に逃げていたのも知ってた。

けど、新居さんの家は実家で、新居さんのご両親もいるんだけど、新居さんのご両親とうまくいってないみたいで。
そして家に帰ると「なんで帰ってきたの?」「お前の居場所はここじゃない」と言われ。


もうどうしたらいいのかも、どうしたいのかも分からなくて、今頭に浮かんでいるのは死ぬことだけだって。

その話をずっと聞いてて、私は対して上手いことも言えなくて、挙げ句の果てには私が泣いてしまって。

幸せになってほしいとか言っておきながらなにもできない。うちにおいでって言いたくても今の状態じゃできない。

そう伝えたら
「夢路には夢路の生活があるんだから、それはいいんだよ。それに対して夢路が罪悪感をもつ必要はないし、もってほしくない。泣く必要もない」って。

それから、
本当にね、夢路だけだったんだよ。
高校の頃の私と今の私が違うってことに、それでもうーたんはうーたんだって言ってくれたこと。それで幸せになるべきだって言ってくれたことも。
そんで、こうして私のために泣いてくれてるのも夢路だけなんだよ。それだけで私は嬉しいし、あぁ、この人は大切にしようって思ってる。
と、伝えてくれた。

反対に励まされた(笑)
そしてそれに対して二人で笑って、「早く鼻をかんで涙をふいて、目が腫れそうなら冷やしなさい」って言われて私は「うん、うん」ってw
うーたんも鼻声だったんだけど。

最後に、私はいるから。私のためにもう少し生きてねって伝えたら少し悩んで「うん」って言った。



どうしたらいいのかな。
どうしたらこの子は幸せになれるのかな。
なんでさぁ、こんなにも不幸な事が降りかかるのかなぁ?
愛される人なんだよ。愛されるべき人なんだよ。私は彼女を愛してるんだよ。

うーたんは死ぬこともできる。
けど、それをさせないのは私のワガママで。
うーたんは優しいから、それを聞いてくれる。


死ぬことも許すって言ったけど、やっぱりやだよ。死んでほしくないよ。生きて、また一緒にご飯を食べたいよ。うーたんの好きな紅茶を一緒に教えてもらいたいよ。好きなアニメの話を聞きたいよ。
うーたんの笑顔がみたいよ。
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